夢を語る夜。私の夢の続きは、大切な仲間が創りあげてくれた。
2021年7月23日。
忘れられない夜がそこにあった。
「田村淳の大人の小学校」で見つけた「居場所」
私は、田村淳の大人の小学校(通称、たむ小)というオンラインサロンに所属している。
「一生の思い出を作りたい!」
「人生を変える仲間に出会いたい!」
「やりたいことがありすぎる!」
そんな好奇心旺盛な「大人たち」の集まった素敵な空間。
校長先生は、田村淳さん。
HSS型HSPを公言している天才だ。
私自身、同じ気質であるため、この小学校の存在を知った時、直感的に「このサロンに入れば人生が変わる」と感じた。
事実、「たむ小」は、私の人生においてなくてはならない存在となっている。
私は驚くほど素敵な人たちが集まる、最高の居場所を手に入れたから。
「夢を語るクラブ」の魅力
夢を語るクラブー。
ここに入って私は、変わった。
私の中の、全てが、変わった。
たむ小は、「クラブ活動」がかなり充実している。
「夢を語るクラブ」の活動内容は、それぞれが自分の夢を発信すること、そして仲間がそれを応援すること。とてもシンプルだ。だけど、奥深い。
このクラブは、雰囲気が抜群に良い。
その理由はおそらく、それぞれの夢の実現を心から願っているから。
罵倒することや、否定することなく、
ただ、夢を聞いてくれる、
そして、夢の可能性をグングン広げてくれるのだ。
クラブの部長「くわとろさん」は、ホンモノの小学校の教頭先生をされている。
みんなの溢れ出る「夢」をまとめ、形にするためにたくさんのアイディアを出してくださっている。
みんなが部長を信頼し、このクラブに夢を預けていく。
私自身が、ここまで自分の夢と向き合えている理由も部長との出会いがあったからだ。感謝してもしきれない。
前置きが長くなってしまった。
7月23日の幸せな夜の話を聞いてほしい。
夢創リレーが始まった!
同じクラブに所属する「千絵さん」の発言で全ては始まった。
「夢リレー」をたむ小でやってみたい!
正直、「夢リレー?」「ナニソレ?」という感じだった。千絵さんには悪いが、始めはあまり期待していなかった(ゴメンナサイ)
しかし!
この「リレー」は、とんでもなかった!
夢を叶えるためのエッセンスが散りばめられていた。
そして、何より、楽しすぎる!これでテンションが上がらない人はいない、絶対。
主役が、ファシリテーターの方からインタビューを受けるところから、この「夢リレー(*)」は始まる。
(*現在は、クラブ内で「夢創リレー」と呼ばれています)
「あなたの夢は何でしたか?」
その質問に、主役は
「私の夢は〜〜でした。〜年〜月〜日に、この夢が叶いました。」
と答えるのだ。
ただし、ここまで。
このインタビューの続きは、周囲の人が担当する。
一言で言えば、「みんなが、自分の夢を勝手に膨らませてくれているのを、ただ見ている」状態になるわけだ。
そして、最後にようやく主役が登場。
「みんなが考えてくれた数々のエピソード」を繋げて、あたかもホントに夢が叶ったかのように話をする。
つまり、これは「他人の頭」を使うワークなのだ。
「他人の脳みそ」を借りることで、
「この夢、現実離れしすぎかな」「こんなこと言ったら、バカにされるかな」などといった「思考の枠」を外し、大きく夢を広げることができる。
ある意味で、無責任。
だからこそ、ありえないようなエピソードが生まれ、ありえないくらい夢が叶う道がひらけてしまうんじゃないか、そう私は思っている。
私の夢がえらいことになった!
私は、ZOOMでこのワークが始まってから、ずっとワクワクしっぱなしだった。
妄想癖が顔を出し、参加者から驚かれるほど、人の夢を勝手に語りまくった!笑
そして、待ち望んだ私の番。
私の夢を、みんなが広げてくれる。
心臓がバクバクしていた。
(これから先、【 】の中は私の心の声です)
『私の夢はベストセラー作家になることでした。2023年8月20日にその夢が叶いました。』
私は大きな声でそう言った。
【日にちはなんとなく、直感で決めた。スラスラ発言する自分に驚く。
後からカレンダー見たら、その日は「大安」だった。やるじゃん、私。】
1つ目の質問は、夢を持ったきっかけについて。
「みっちーさん」が答えてくれた。
「小さい頃に好きだったアイドルが本を好きと言ったから!
目に止まるかなと思って作家を目指しました。」
【ほお〜〜!アイドル!!なんで私がEXILEにどハマりしてたこと知ってるんだ!?笑】
お次は夢の叶え方。「仲西さん」が答えてくれた。
「好きだったアイドルが歌っている曲を聴きまくって、どういうような表現で歌っているか、心のなかの気持ちをノートに書き綴りました。
そうやって夢を叶えてきました。」
【あ〜これ!「三浦しをん」さんとかもおすすめって言ってたなぁ。
「名著」を真似するところから始めるのがいいっていうよね。ていうか、みんなすごいな。発想豊かすぎる!】
夢の実現までの過程に関する質問には「えんちゃん」が答えてくれた。
「旅ですかね、悩んだら旅に出て、いろんな人に会って、そこでまたイメージが湧いて、次の作品のアイディアになりました」
【あ〜〜、旅。分かる。これ、作家さんあるあるなんだろうな。
最高。行き詰まったら私も絶対にやろう】
夢を叶えた今の気持ちを聞かれた「ゆき先生」!
「めっちゃ嬉しい!もう印税生活かな〜と思って芦屋に家を買いました!!」
【あしや。恥ずかしながら、常識がなさすぎて、ググる。あしや→芦屋→兵庫!!!めちゃいい〜〜!(みんなにはバカだとバレないように冷静に対応。うまくいった、はず。)】
ここで、回答権が、トップバッターの「みっちー」さんへ。
夢の実現を喜んでくれている人を聞かれると、まさかのアイドル再登場!
「今一番喜んでいる人は、アイドルの人です。偶然少しお近づきになる機会があり、夢が叶って喜んでくれています」
【EXILEの中でも特に推しているSHOKICHIに会えてお話ができたとしたら…と、想像して胸が苦しくなる私。笑】
ここから、少しずつ、質問に答えるみんなのテンションが上がっていく。
現在の居住地はどこか、という質問に答えてくれるのは、仲西さん!
「印税生活かなと思って芦屋で家を探していたのですが、暖かい場所で気持ちよく文を書きたく、今は沖縄に住んでいます。」
【仲西さん!!!!素敵すぎる!!!なんで私が沖縄で住んでみたいこと知ってるの!?海の見える場所で本を書きながら生活!!素敵すぎる〜〜!!!!!(興奮してる)】
まだまだ続く、奇想天外な質問たち。
えんちゃんは「今の職業」を聞かれた。
さて、なんと答える?
「女優をやっています。自らの作品を演じています。」
【えんちゃん、予想の斜め上を行き過ぎ〜〜!でも、正直、「演じる」「表現する」ことって好きなんだよね、今からでも演劇やりたいくらいだもん。スゴイ、スゴすぎる。このワーク。】
そしていよいよフィナーレ!!!
最後の質問は、今後の夢について。
ゆき先生の登場!!さて、なんと答える!?
「アカデミー賞を取ることです。
レッドカーペットを歩きます。
その際には、ゆき先生にスタイリングをしてもらって、着物を着て歩きます!」
【うぉぉぉーーー!!!もうね、お見事!としか言いようがない。
ゆき先生が着物のスタイリングされてるのは、Twitterで拝見したことがあったけど、ここで絡めてきてくれるなんて!
しかも「言い切りスタイル」なのがめちゃくちゃ嬉しい。なんなの、この幸せな夢!!!!】
この後、私が、みんなの作ってくれた物語をまとめて、答えることになった。
私は、自信満々にこう言った。
私の夢のつづき
『私の夢はベストセラー作家になることでした。2023年8月20日にその夢が叶いました。
きっかけは、恥ずかしいんですが、EXILEが好きで、EXILEに会う方法を考えたときに、「私が本を書けばいいんだ」と気づいたんです。
EXILEの歌を、寝ながらも聴きまくって、表現方法をノートに書いて、「人の気持ち」を分析しました。
行き詰まったらとりあえず旅に出ました。作家さんって籠ってやるじゃないですか。スマホも持たず、パソコンだけ持って執筆活動をしました。
場所が変われば、発想も変わるので、スランプも乗り切れました。
夢を実現した今。めちゃくちゃ嬉しく、印税生活できるな♪という感じですね!
EXILEのSHOKICHIの大ファンなのですが、彼が「一番好きな本は私が書いた本」だと言ってくれているんです。
この間、歌番組で偶然お会いできて、すっごく喜んでくれていて。
「俺のバイブルです」とか言ってくれて。とても嬉しかったです。しかも、私の本を歌にしてくれるみたいなんです♡照
ちなみに、今は、海を見ながら書きたくて、沖縄に住んでいます。
職業?あ、作家だけでなく、女優をしているんですよね!
なんだか、突き詰めていったら、自分で演じたくなって。笑
表現することが好きなので楽しいです!
そして、次の夢は、「アカデミー賞を取ること」です!!
「田村淳の大人の小学校」というオンラインサロンで、ゆき先生という方にお会いしたんですが、その方が着物の着付けをされる方で。その方にオリジナルデザインを作ってもらって、それを着てレッドカーペットを歩くのが夢です。』
興奮して、眠れなかった。
最高の夜だった。
その日の夜の私の呟きはこちら。
もう、色々影響受けすぎて自分が可愛く思えてくる。笑
後日談
ゆき先生から写真が送られてきた。
スタイリングできたよ〜って。
レッドカーペッドだから、派手にしてみたよ〜って。
帯締めに「ト音記号」を作ってみたよ〜って。
もう!!!なんなんだ、最高すぎる!!!
ゆき先生のぶっ飛んだ感じが、私に刺さりまくった。
人生の大先輩方と一緒に夢を語り尽くすことができるなんて、私は幸せ者でしかない。
夢の実現に向けて踏み出した私
この夢のような夜の次の日から、本格的に始めたことがある。
それは、電子書籍の出版の準備をすること。
ずっと、本を出してみたかった。
2021年も半分が終わろうとしている。
夢を夢で終わらせたくない。
あの夜は、私に大きな希望を見せてくれた。
私は、夢のために走り出した。
それから、1週間後。
電子書籍の表紙やイラストを依頼し、下書きも書き終え、あとは出版手続きをするまで。1週間でよくやった、と自分でも思う。
夢は、言葉にすると、叶い出す。
夢は、共有すると、叶い出す。
本気でそう思える。
夢を持つことで、毎日が楽しくなった。
言霊って本当にあると思う。
まずは、1冊。私の魂を込めた本を、8月12日に出版します。
間に合うかわからない。
出版できても、ほとんど読まれないかも知れない。
でも、夢の1歩は踏み出せていると思う。
これからも、仲間と夢を見続けたい。
仲間と、夢を語り合いたい。
あの夜のことは、一生忘れない。