スイカ割りはセレモニー!
大学の同期20人と琵琶湖の同期20人と琵琶湖のビーチに行った。
砂浜でスイカ割をするというので、5台の車をフル活用してスイカ割用の棒やソフトドリンク、スイカを買い求めた。
9月上旬の今、スイカの季節は殆ど終わっておりなかなか見つからなかった。湖水泳場の近くにある果物屋さんでまだ売っていたものを購入することができた。やったね!
3人がグルグルバットをして振り下ろし、スイカを上手に割ることができた。やったね!
わ~~~!皆がスイカに群がり、食べ始める。久々にスイカを食べたが、甘くジューシーでとても良い。おいしいね!
……余った。
気が付いたら、皆は湖で遊んでいた。
そうだった。スイカ割はスイカを食べたくてするものではないのだ。あれはただのセレモニー。
スイカのもとに私とY君が残された。スイカを食べた。
Y君「同期がスイカ割を嫌っている理由が分かった」
私 「こういうことなんだね」
Y君「ねぇ、スイカ食べようよ」
R君「俺、スイカあんま好きじゃないから」
女子力とかそんなのどうでもよかった。スイカを鷲づかみし、黙々と食らった。なんかあれに似てるな~と薄っすら思いながらむさぼった。「我が子を食らうサトゥルヌス」だった。
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