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振り返りで一段深い気づきを得るには

自他ともに認める「振り返り」好きの私。
基本は毎月の振り返りですが、たまーに週の振り返りもしています。

今回は、そんな週の振り返りを通して気づいたことのお話。

週の振り返り

振り返りには色んなやり方があります。
娘たちがもっと小さい頃は「何出来なかった…」と感じることが多かったので、とにかくやったことを書き出して自己効力感を感じるという方法を取っていました。

ただ、思い出すのに結構時間をとるのと、今は自己効力感も十分に育ってきたので、最近やっているのはシンプルに以下の2つを書き出すパターン。

・うまくいったこと
・うまくいかなかったこと

これだけならサクッと書けます。

書いたものを眺めるだけでも気づきがあるのですが、4週間ほどこの振り返り方式をやってみて、一段深い気づきを得るコツっぽいものに気づきました。

一段深い気づきを得るには

それは事実を書き出すことに加えて、もうひと手間かけて

なんで? と それってつまり? を深掘りする

「なんでそれが良い/悪いと感じたのか?」
「それってつまりどんなところが良い/悪い」
を考えて、余白にメモしてみる。
両方でもいいし、片方だけでもいいと思います。

たとえば

【うまくいかなかったこと】
◯日に英語で会食しなきゃなので、オンライン英会話すると決めたのにやる気が出ず何もしなかった…


なんで?
・日にちを決められない(空く時間が見えない、そもそも予約苦手)
・どのサービスにするか決められない(選択肢多すぎ)

それってつまり?
・面倒なことの先延ばしグセ
・何か始める時情報収集しすぎて逆に進めない

ここから、
・予約せずやれるサービスを探す
・選択肢はピンときた2つに絞って両方無料体験する
という改善策が見えました。

一つの事実からわかることもあるし、いくつかの事実がつながって気づきが得られることも。

私の場合、うまくいかなかったことの多くが「先延ばしグセ」によるものという気づきもありました。
いや、本当はうっすら知ってたけど、可視化したことで事実としてインパクトを持ち、「何とかしないとなぁ…」と結果的に行動改善のモチベーションになりました。

気づかなくても書き留める

もちろん、深掘りしても毎回ハッとする気づきがあったり、劇的な行動改善につながるわけではありません。

「ふーん、なるほど」だけで終わることもあるし、サッと書き出すだけで終わって深掘りなんて出来ないことも。

でも、とりあえず書き留めておけば後から時間が空いた時にでも深掘りすることができます。

毎週深掘りしていたって、ふとした時に読み返してみると、その当時には見えていなかった気づきがあったり、ちょっとした気づきの積み重ねが大きなインパクトになることもあります。
(みなさんも経験ありませんか?)

だからこそ、ほんの少しでも書き留めておくのが大事だなぁと実感中。
手帳が手元になかったり開けない時は、スマホにメモ。隙間時間に意外と書けたりします。
(私はcraftアプリを使用中)

気づきを貯金する

継続する、ということに主眼を置きすぎると続かない時にテンションが下がるので、間が空いても気にしないようにして貯金感覚で書き溜めています。

こう考えると、「書けなくてもリセットされるわけじゃないしなー」と思えるようになり、むしろ書くほど貯まっていく気持ちに。

終わりに

騙されたと思って、ほんの少し深掘りをやってみて下さい。

うまくいったこと/いかなかったことを書き出す

なんで?/それってつまり? を深掘り

週の振り返りでなくても、今やっている振り返り(月の振り返りなど)に対しての深掘りからでもいいと思います。

気づきの貯金を貯めていきましょう。