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強いブランド=矛盾と戦うブランド

最近感じるのですが、
僕の活動は一般的に
トレードオフの関係を
攻めている気がしています。

表向きには、
ブランディングが大事。
自分らしさが大事。
という発信をしながらも、

実際のところ現場では、
ゴリゴリのマーケッターとして
稼げなければ意味がないでしょ。
という合理的な思考で活動をしています。

自分でもこれは、
トレードオフの関係に感じるのです。

でもですね、
長期的に考えると
やっぱりどっちも大事なんですよね…!

ただし、この考えが通用しにくい
属性の人たちが存在します。

それが、起業初期の方々です。

起業初期は、
とにかくお金がない。コネもない。
集客に一生懸命で他の事が考えられない…。
明日のご飯が心配…。
家族を養わねば…。

綺麗ごと抜きで、こんな状況ですよね💦

フリーランスなら
とにかく実績作りが大事ですし、
案件を取るためには
ちょっと嫌いなクライアントの
仕事を受けるのもやむ無し…。
という状況だと思います。

苦しい、悔しい…。
そんな状況が続きますが、
ぜひ前向きに捉えて欲しいです。

というのも、
強いブランドとは、
そういった業界の矛盾とか闇とか、
一般的にトレードオフの関係だと考えられている部分に
歯を食いしばりながら立ち向かってきたからこそ
確固たる地位を築いているからです。

僕が考える強いブランドとは、
基本的にこういったイメージになっています↓

WHY BRANDING

今あなたが感じている
イライラとかモヤモヤは、
同じように感じている人たちがいます。

つまり僕たちは、
そういった業界や世の中の闇を戦う
基本的にレジスタンス(解放軍)なんです。

自分自身も苦しい経験をしたからこそ、
同じような状況の人たちをビジネスで助けたい。

現存している強いブランドは、
こういった強い想いが発生源となっているのです。

例えばスターバックスを確固たるブランドにした
ハワード・シュルツさんもそうですね。

ハワード・シュルツさんの子供時代、
ご家庭はあまり裕福ではありませんでした。

父親はトラックの運転手として
安い給料で働いていましたが、
ある日、氷の上で足を滑らせて骨折してしまいます。

今の日本なら長期休養ができそうですが、
当時のアメリカはそんなに甘い世界ではありません。

そもそも健康保険なんて無いのが当たり前で、
仕事中の怪我でも関係なく、
理不尽にクビにされてしまったのです。

子供ながらに、
そういったアメリカ社会の現状を
目の当たりにして育ったハワード・シュルツさんは、
スターバックスのCEOになってからというもの、
従業員を大切にする仕組みをどんどん作りました。

まず全従業員を「パートナー」と呼び、
当時のアメリカでは珍しかった
健康保険を全従業員に適用して、
給与に応じて自社株を社員に提供。(実質ボーナスです)

こうしてスターバックスは、
コーヒービジネスではなく、
「ピープルビジネス」と言われるほど
人に優しい会社を築き上げたのです。

つまりスターバックスは
表向きはコーヒーに情熱を注ぐ会社でもありますが、

ブランドの発生源としては、
人を大切しない理不尽なアメリカ社会の
レジスタンスでもあったと個人的に感じています。
→ブランドの裏テーマみたいなものです

僕は個人的にいろいろなブランドの
成り立ちを調べるのが好きなオタクなのですが、
強いブランドとして確固たる地位を築いている会社は、
発生源をたどっていくと、
ハワード・シュルツさんのようなルーツが存在するものです。

話を戻しますね。

起業初期のあなたは、
業界や世の中の違和感に
イライラやモヤモヤを感じながらも、
とにかく目先のお金を稼ぐために
日々頑張っていると思います。

苦しいし、ツライし、
出口の無いトンネルのように
感じるかもしれませんが、

その”やるせない”気持ちは、
あなたのブランドを強くする通過儀礼です。

僕も同じ想いなので、
ぜひ一緒に誇れるブランドを構築していきましょう!

それでは今日はこのへんで。

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