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「直接会いたいけれど会えない!」急激に普及したテレビ会議に挑むときの心構え
「飲みに行きたいけど、コロナが落ち着いたらね」
「打ち合わせですが、テレビ会議でもよろしいでしょうか」
コロナ対策のため、仕事の打ち合わせでもテレビ会議の利用が進んだ。最初は相手方に出向かずに済むので、楽で時間も短縮できるので喜んでいた。
しかし、やっていくうちにテレビ会議には少々のコツが必要だと気づいた。
そこで今回は、テレビ会議をする際に持つべき心構えを紹介する。これさえ意識できれば、次世代のできるビジネスパーソンになれること間違いなし!
1.まずは腹から声を出して主張せよ!
テレビ会議をしていると、やたら声が大きい人と、声が小さ過ぎて聞こえない人が存在する。
それもそのはず。
目の前の人にどのくらいの声の大きさで話すべきかは心得ていても、テレビ会議でどのくらいの声で話したら良いかは、経験が少ないために掴めていないのだ(筆者もわからない)。
どちらがしんどいかと言うと、声が小さい人だ。
その人の声を聞くために懸命に耳を澄まし、何なら目も閉じて……をやっていると、ストレスで背中がかゆくなってくる。
仮に会社でテレビ会議をしているときには、ほかのテレビ会議の声に負ける可能性だってある。
それならいっそ声の大きい人と最小音量で会議した方がまだましだ。
そもそも日本人は諸外国の人に比べて、声が小さいという話もあるくらいだ。
今こそ腹から声を出して、しっかり自分の意見を伝えようではないか!
2.子気味よく相槌のビートを刻め!
テレビ会議では相槌の重要性を強く感じる。
とくに資料を共有しながら説明している場合には、相手の顔が見えず、自分の話が聞こえているかが非常に不安なのだ。
相手が静かなときには、そこだけ聞こえていないということだって有り得る。
相槌が長過ぎても相手の話にかぶってしまうので、短い相槌をうまく刻むことが大切だ。
おすすめは相手の言葉が切れた瞬間に「えぇ」か「はぃ」を食い気味で発すること。
対面での会話よりも、子気味よい相槌を細かく打つようにしよう!
3.移動時間の分、入念に事前準備せよ!
テレビ会議中、通信環境が悪かったり、資料の画面共有がうまくできなかったりして、「少々お待ちくださいね……」みたいなことが続くと、だんだんとストレスになる。
先日、なんとなく不穏な空気を感じながらもクライアントに企画提案をしたところ、いつもよりも辛辣なフィードバックが帰って来た。
いつもニコニコしながら雰囲気で押し切っていたが、テレビ会議ではそれができなかった。
顔が見えづらかったり、声が聞こえづらかったりするため、対面するときよりもコミュニケーションがとりづらい。
だからこそ、資料の共有する準備や、わかりやすい説明の方法は事前に研究しておくべきだ。移動時間がない分、事前準備を入念に行おうではないか。
4.ミントタブを用意せよ!
テレビ電話では「早口だと聞きとりづらいのでは?」という配慮のもと、ゆっくり話す人が多い。
さらに対面と比べて緊張感がないため、ほかの人が話しているときにはどうしても眠くなるのだ。
そこで活躍するのが一番辛いミントタブレットだ。テレビ会議なら何粒食べようが相手にはばれやしない。
こまめに口に運び、目を覚まそうではないか!
会議の自分ごと化を意識するとともに、隙を見て食べるミントタブの準備を忘れてはいけない。
コロナ対策で一気に進んだと思われるテレビ会議の活用。慣れれば明らかに便利だし、交通費がかからず人と会えるので経費削減にもなる。
今後もよく使われるようになるはずなので、通信環境改善に期待するとともに、うまく順応していきたい。
編集:アカ ヨシロウさん
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