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chan_31111
全力を出し切る
私は目標に向かって行動をとる時、
定期的に、
『今、自分は全力を出し切れているか?』
と問いかけるようにしています。
人間の本能(爬虫類脳)は、放っておくとすぐに怠けようとするため、人間脳からのこの様な問いかけは本当に有効です。
全力を出し切れていないと、成功までの時間がだいぶかかってしまいます。
逆に全力を出し切ると次のような効果が得られ、その時間がだいぶ短縮されます。
(1) 集中力の向上
全力で取り組むことにより、「ディープワーク」(Deep Work:深い集中状態)に入ることができます。ある大学の研究では、集中状態では前頭前野(PFC)が最適に機能し、意思決定や問題解決能力が向上することが示されています。
(2)神経可塑性の最大化
全力を出し切ることで、大脳皮質と海馬の間で
神経可塑性が強化されます。つまり、新しいスキルの習得や知識の定着が加速することです。
(3)フロー状態の発動
心理学者ミハイ・チクセントミハイによると、全力で挑戦することで「フロー状態」(Flow)に入ることができます。フローは、極限の集中と高いパフォーマンスを発揮する精神状態です。
(4)自律神経の最適バランス
(交感神経 vs 副交感神経)
全力で取り組むと、交感神経が優位になり、心拍数や血流が上昇します。これにより、脳や筋肉に酸素と栄養が大量に供給され、パフォーマンスが向上します。
(5)意思決定の強化
全力で取り組むことで、情報処理速度が向上し、より適切な判断ができるようになります。
皆さんは、全力を出し切りなるべく早く成功したいですか?🙂
子供の頃、必死になって自転車の練習をしたのを
思い出しました。