站椿のごとく10kmを走る
久々の荒川一周ミッドナイトラン。
高島平7丁目〜新河岸3丁目から荒川河川敷に入り、戸田橋から戸田市に入って笹目橋から板橋区に戻って自宅に帰るほぼ10kmのコース。
もう何年もこの距離を走ってなかったが、「オス、いっちょやってみっか」と軽いノリでやったら、以前よりもずいぶん楽に走れた。
ただ走るだけでなく、以前やってなかったことを試みた。
・以前はランニング用のタイツやシューズなどテクノロジーの力を借りていたが、そういうものをやめた。カンフーパンツと「たびぐつ」。下着はもちろん褌😆
・全歩「平起平落」にすることを試みた。ランニング的に言えば「フォアフット走法」。
・以前はランニング中にiPhoneでの音楽が欠かせなかったが、それもやめた。自分の身体にひたすら集注した。
自分の肉体を見ずに、背後から自分を観ながら、月に照らされた川面と夜の街に挟まれた空間を味わった。
一言で言えば、「站椿」に似た効果が得られた。
肉体疲労は問題ではなく、「集注観を維持できるかどうか」の問題になってくる。
集注を外したら、すぐにガタが来ることがわかる。
あたかも、足の着かない海を遠泳するかのよう。
站椿も、本来そのようにやるべきなのだろう。
思えば、以前ランニングをやっていたときは、まだ韓氏意拳に出会ってなかった。
韓氏意拳に出会って身体への観方が完全に変わり、あらゆる動きに活用できるようになった。
韓氏意拳はまさに、身体の「OS」だ😊
ぜひ、より多くの方々に韓氏意拳を学んでもらえればなぁと思う。