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在宅勤務のランナー向けのApple Watchの画面レイアウト

元腕時計メーカーなので時計のフェイス(文字盤)を見るのが好きです。

Apple Watchのフェイスはカスタマイズが可能なので色々組み合わせを試してみました。

コンプリケーションと呼ばれるミニアプリ的なものを選んで、時計のフェイス上に常時表示できます。

何を選びどこに常時表示するか、が人それぞれの目的によって異なり、使いやすさにもつながります。

良い組み合わせがやっと見つかったので残しておきます。
以下のような方々にはフィットすると思います。

在宅勤務が多いランナー
・Apple Watchを日常でもランでも使ってる
・在宅勤務が多い

このフェイスのコンセプト
・仕事でもランでも使いやすい
・在宅勤務の日は動かない。ランオフ(走らない日)でも運動不足は避けたい
・在宅勤務はストレス溜まりがち。メンタル管理も意識したい。
・常日頃から心拍数を見ていたい(ランナーなので)
・無料アプリのみで作りたい

フェイスの完成形はこちらです

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*記事の最後にウオッチフェイス自体のデータをUPしてます。そこから直接ダウンロードして、お持ちのApple Watchでの利用も可能です。

各パーツ/機能やそれを選んだ理由を以下でご説明します。

ベース:Infograph Modular

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・仕事で使いやすい:
アナログ(針表示)よりもデジタルの方が時刻表示・日付曜日が見やすく、特に仕事時に使いやすい。

・拡張性が高い:
4つの小さなコンプリケーション(アプリパーツ)と1つの大きなコンプリケーションを合計5つまで追加できる。

→仕事はやはりデジタルの方が良いです。会議の開始時間・残り時間の把握が明確にできる。メモを取る時等に日付曜日をすぐに確認できるなどなど。加えて複数のコンプリケーションが大小サイズで展開できるのもこのフェイスの大きな特徴です。

①Heart Rate(Apple純正アプリ):コンプリケーション(大)

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・現在心拍がリアルタイムでわかる
・1日の最低心拍・最高心拍が時間帯とともにグラフで記録される

→心拍数がリアルタイムで表示されることで、自分の安静時の心拍や少し運動した時の心拍(例:階段登った時)がわかります。いつもより心拍数が高い時・低い時は本調子でなかったりするので、コンディション把握の目安に使えます。特に階段を登った時や、お酒を飲んだ時の心拍数の変化は個人的には気になります。

リアルタイムで心拍が見れるアプリは意外と少なくこれを選びました。なお同アプリでコンプリケーションの”小”も選択可能ですがリアルタイム心拍は表示されません。

②Activity(Apple純正アプリ):コンプリケーション(小)

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・Move, Exercise, Standの3つのリング(進捗状況)が常に表示される
・在宅勤務時は「今日歩いてないな」が可視化され、夕方の散歩などの良い動機になる。
・在宅勤務時の座りっぱなしは腰によくない。”Stand”が立つことを促してくれる(1時間に1度は立つように意識づけできる)

→このリング3つが常に表示されているのは運動や立席の良い意識づけになります。特に在宅勤務の日には全くリングが伸びません。走らない日でも少しでも運動や散歩しようという良い動機付けになります。

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リングについて詳しくは以下ご参照


③Accu Weather(無料アプリ):コンプリケーション(小)

・現在地の現在気温がわかる、実際の”体感気温”も表示する。
・その日の最低最高気温もわかる
直近60分間の雨予報がわかる

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→ランナーは天気が気になります。実際の走りに大きく影響するからです。

雨が降るか、暑さや寒さはどれくらい?それらが走る走らないの判断やウェア決めの材料になります。

このアプリは日差し・風・湿度なども考慮した体感気温を出してくれるので、ラン中の感覚にもかなり近くとても参考になります。(以下の”Real Feel"が体感温度です)

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また直近60分間の雨予報もあるので「1時間以内に帰ってくれば濡れないで済むな」といったこともプランできます。

④PEDOMETER(無料アプリ):コンプリケーション(小)

・今日の歩数&距離を常時表示

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→1日の”距離”と”歩数”もランナー的には気になるのではないでしょうか。特に走っていない日には。Garminでも万歩計表示は人気があると聞いたことがあります。

このアプリは歩数と距離を表示してくれるので常に歩数を意識できます。
散歩や買い物に出る時にも「もう少し長く歩こう」という動機にもつながります。歩数を常時表示するアプリは意外と少ないです。

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(このアプリ内には複数コンプリケーションがあり、その中から”Steps & Distance”を選んで下さい)

⑤Breathe(Apple純正アプリ):コンプリケーション(小)

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・深呼吸をガイドしてくれる(触覚フィードバック:ブルブル)
・煮詰まった時・ストレス溜まった時に深呼吸のきっかけに

→在宅勤務やステイホーム続きでメンタルケアも重要と言われてます。

パソコンや画面を見てると呼吸が浅くなるスクリーン無呼吸症候群も生産性に影響します。

深呼吸や瞑想が大事だというのは知られていますが実際にそれをやっている人は少ないんじゃないでしょうか。意識しなければいつの間にか呼吸は浅くなっていきます。

この文字盤上のBreatheのアイコンをタップすると、深くゆったりとした呼吸のガイドが始まります。

呼吸なんで自分一人でもできるような気がしますが、こういう小さなトリガーを身近に置くだけで継続することもあります。

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Apple Watchの言語設定は英語に

フェイスには「曜日」や「8分前」などの短い単語が表示されます。それが日本語だと文字文字した感じで美しくありません。

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腕時計はスマホよりも見る頻度が高いので、言語表記もフェイスの印象を左右します。シンプルな英語がより良いかもしれません。

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iPhone側のWatchアプリ内の設定から、Apple Watchの言語設定を変更できます。

*iPhone本体の言語設定とは別なので、iPhoneは日本語・Watchは英語も可能です。

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Workout系Appはフェイスになくても良い

ランナー向け文字盤ですが、Workoutをはじめとしたランニングで使う計測系アプリはフェイスになくても良いと思います。常に使うわけでないので走る時に起動すれば十分かと。

アプリ一覧のレイアウトを工夫することで、クラウン(竜頭)押下後のファーストビューでWorkoutアプリへのアクセスも容易です。中央の時計アイコンの近くにWorkout系のアプリをレイアウトして見ましょう。

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敷地が限られているフェイスには常時表示が有効な他のコンプリケーションを優先しましょう。

このウオッチフェイスのデータ

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以下からWatch Faceとしてのデータをダウンロードできます。Apple Watchをお持ちの方は、よろしければ試してみてください。

また以前書いたApple watchとGarminの比較もたくさんの方にご覧いただいていています。ありがとうございます。この記事を読んでApple Watchを購入された方からもご丁寧にご連絡を頂きました。

実際に使用してのニュートラルな記事を書いています。こちらも宜しければご覧ください。

ご参考になれば幸いです。





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