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売りたくないものを売るストレス。
どうも、NAOKIです。
少し前に有楽町のイベントで自然栽培のお米を買いに行きました。
玄米、玄米甘酒、玄米パスタ。まだ玄米には手を付けていないけど、どれもおいしかったので玄米は間違いなくうまいことが決定している。
甘酒って苦手だったんだけど、酒粕の入っていない玄米甘酒は砂糖入りを疑うほど甘いのにすっきり。
腸もすっきり。飲み始めてから驚くほど快腸になって自分がびっくりしている。また買いたいんだけど売り切れ…
地方に移住を実現した知人がこの農業に携わっていて久しぶりに上京していたのだ。生で会えてよかった。
オンラインが進む中、やっぱり肉体を持っているので生の良さに気付く。
その時交わしたたくさんの言葉の中で、「売りたくないものをうらなくていいことがとてもストレスがない」と言っていたのを思い出していた。
私が個人事業主になろうと思っていたのも同じ理由だからだ。
小さな時から漠然と独立して仕事をしたいとは思っていたけど、いざ社会に出て組織の中で働くことになりストレスになっていたのは、自分がいいと思えないものを売らなくてはならなかったこと。
そこで独立して自分がいいと思う内容のものを提供できるようになったし、その思い人共感してくれる人が集まり、お客さんを選ぶつもりはないけど合わない人に無理をしてまで私の商品を買ってもらわなくてよくなった。
その結果、関係を築ける人とだけ商売ができるようになったのは本当にストレスがない。
自分の経験上、骨盤矯正とか猫背矯正という商品で健康が得られるほどそんなに人は薄っぺらくない。(だから延々と健康問題に悩んでいるでしょ?)
腰痛には〇〇、肩こりには××。方程式や教科書の通りに行かないのが人間の個性だと思っているのは、臨床に出始めて早々から出鼻をくじかれ続けた経験があるから。
だけど世間的にはこういったワードがトレンドなわけで、見つけやすいし忙しい人には手に取りやすい。
ビジネスを安定させたかったらささっとこれをやればとりあえず安泰なんだけど…真の意味で効果がないものを提供するのはなんだかなぁ。なのである。
なので自分の考えをどうしたら求めている人に届くだろうかとか、どうやったら知ってもらえるかを考えるのはすごく大変。今でも苦戦している。
個人事業主はギャンブラーのよう。経済的な不安と背中合わせの暮らしだけど、6年もそれでやれているのだから思い切って踏み出してよかったなあと思う。
経済的には以前より不安定なはず(余計なお世話だw)なのに、同じ地域にいたときとは違うなにかいろんな重りから解放されてイキイキした姿、ハリのある声、一言で失礼ながらに「若返っている」。
ひとつでもひたむきにやれることがあるだけで人間の生命力って活気づく。
もういっちょ僕もバージョンアップしたろう!と勇気づけてもらった。
こういった活動がもっともっと周知され、浪費や手軽さに偏りすぎた時代が変わっていくといいなぁ。
(いい米は日本では税の問題で泣く泣く輸出されること多いのだとか…なんか、おかしくないか?)