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手術はその性別で生きる「覚悟」なんだよ

こんにちは。NAOKIです。

私は手術をして戸籍を変えてからもうすぐ20年になろうとしています。
当時の情報や状況と今は違う部分もあると思いますが、戸籍変更の要件変更について議論がなされていますね。

これについて今日は持論を。

まず結論から言うと手術をしなくても戸籍上の性別が変更できることは反対です。
手術を勧めるつもりもありません。

男性(女性)として見られたいか、男性(女性)として生きたいかは別の話だと思う。

もし手術しないで済んだなら、しない選択をしたか。
私は男性として生きたかったので手術をしない選択肢はないです。

一応身体のプロなので身体に傷をつけない方が健康上もいいのはわかっていますが、元の生殖器をもったどちらかわからない男女が社会の健康にいいのだろうかと。

人は見た目じゃないと言いつつも、第一印象は見た目です(笑)
それ相応の努力をしても、どうしても男性(女性)として認められにくいこともある。

それでも反対の性で生きる覚悟があるから健康のリスクを買ってでも手術で生殖器を取り去る。
性別再適合手術は「覚悟」なんです。

実際、トイレや銭湯での問題が起きているじゃないですか。
自然の法則に、不自然な私たちが合わせてもらうのはやりすぎだろう(笑)
特に純粋な女性が困ったり恐れているではありませんか。
社会に変化は必要だけど脅威になってはいけない。


男性女性にそれぞれ生物学的、社会的役割がある。
現に男性と同じフィールドで社会で活躍するようになってから女性の病気(生物学的問題)は増えています。
女性なんだから家にいなさいとかそういう意味ではなくて、社会でも女性的な活躍の仕方や働き方があるんです。


生殖器を残して子孫を残したい?
自分の子宮を使ってそうしたいとは微塵も思わなかったし、生まれてきた子供も育ってから葛藤するでしょう。
自分の夢をかなえるために子供を使ってはいけない。(これ、毒親にありがち)

ただでさえ親子関係で葛藤する子供は多い。
というか親子関係に何かあった人たちにトランスジェンダーが多い(私もそうだった)

男(女)に見られたいだけなら外見が変わればよくて、必要な時だけそうすればいい。これはもはや病気とか障害ではなく嗜好の話。

だけど男性(女性)として生きたいなら、外見上男性(女性)として見られる必要も男性(女性)文化に適応する必要も出てくる。

そこで風呂とか着替えとか健康診断とか様々な障壁が出てくるわけで。
もちろん公的なところの戸籍上の性別も。

そういう覚悟で性を失う手術が必要なんだよ。

男性(女性)として見られたいだけなら、現行のように公的書類の性別欄をそっと無くしたり、呼び出しを名前ではなく番号とかに変えればいいだけ。
トイレもユニバーサルを使えばいい。

今の流れでトランスジェンダーがまかり通ると、そのうちトランスエイジとかトランス別の生き物とか…なんでもありになっちゃうよ!


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