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「#大著者時代」:1人1冊著書必携の時代が到来する
私が作家として、また出版ディレクター・くるみ出版代表としても、今年1年かけて取り組んで行きたいのが、この考え方である。
「#大著者時代」1人1冊著書必携の時代が到来する。
本日は、スタートとして本論の仮説に至った背景を述べる。
これは”よもやま話”ではない。
何年も昔に果たして何名が、電話機を持ち運ぶようになったり、レストランでロボットが食事をサーブしてくれる未来を予想できただろうか?
何らかのイノベーションは、一定の根拠と共に必ず到来するのである。
それでは、早速考察を述べよう。
①Kindle市場の隆盛
電子書籍市場は、2024年約5,900億円に達すると予測され、顕著な右肩上がりである。
Kindle作家の数は公表されておらず、私の様に複数の著書を持つ方もおられるため、正確な”著者数”を推定するのは困難だ。
しかしながら、私が活動しているXやThreadsなどのSNSを日々見ていると、著書を持つ方がどんどん増えている肌感がある。
これは、以前は大きな費用を要した出版について、ほぼ費用を要さないKindleプラットフォームの貢献が大きい。
出版のハードルが大きく下がったのである。
これは、ブックマーケットに於けるDX(デジタルトランスフォーメーション)を意味している。
今後も、益々著書を持つ方が増えてくるだろう。
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②個性重視の”風の時代”
「情報」「コミュニケーション」「自由」「つながり」が重視される、いわゆる”風の時代”では、個性の尊重とフレキシブルな生き方が求めれるようになった。
そもそも日本には、「言論の自由」が従来から存在したのだが、一方で奥ゆかしさも日本人の特徴である。
AIやICTが、急速に進展した昨今、個人のブランディングを高めるための情報発信ツール・そして名刺代わりのツールとしても、著書に期待が高まるだろう。
③企業評価からの考察
私のようなコンサルタントはもちろんだが「アウトプット力・言語力」こそは、ビジネスパーソン共通の必携スキルであり、全てのスキルの礎となるものである。
よって、日々のアウトプットにより研鑽し、豊かな表現を身に付ける。その中間過程とも言える自己表現を”本”という作品に表すのだ。
筆者は、何れ企業の人事考課に於いても「著書を持っているか?」が、人事制度に反映されると予測している。
以下に、各業種ごとの理由を述べる。
1. コンサルティング企業
著書を持つことで、その分野における専門性や知見を証明できるため。
2.教育・研修関連企業
コミュニケーション力が重視される職種である。
「自身の知識や経験を体系的に整理し発信できる能力」が要求される。
3. 出版社やメディア関連企業
いわずもがな、そのまま業務スキルや信用性につながる。
4. スタートアップやベンチャー企業
創業者やリーダー層が自らの専門性やビジョンを広く発信するための手段として著書は、評価されやすい
分かりやすい例を並べたが、もちろんその他の職種も、例外ではない。
④世代を超えて
ここまでビジネスパーソンを中心に議論展開してきたが、私が今後コラボしたいのは、”学生著者”や”シニア著者”である。
学生は、今後の就職活動や未来展望に於いて、自己ブランディングを早期に築くことができ、またシニア著者は、セカンドライフがより充実したものにするきっかけとなるだろう。
みなさんのお考えは、いかがだろうか?
本日は来るべく #大著者時代 に向けて、各種視点からの考察を述べた。
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