私(独立中小企業診断士)の年間休日数の話② 〜休日を増やすための3ステップ〜
前回の記事、私(独立中小企業診断士)の年間休日数② 〜年間どのぐらい休んでいるでしょうか〜 の続き
note 始めたばかりなのに、こんなにもスキをいただき、ありがとうございます!とても嬉しいです。
少しだけ前回の振り返り
私の年間休日数の推移
前回の記事で掲載したグラフです。
独立した当初であり、中小企業診断士になりたての頃は年間86日しか休めていませんでしたが、ここ数年は120日を超えるようになってきたので、だいぶ楽になりました。
※診断士の勉強会の日=勤務日 でカウント
私の休日としての考え方はけっこう厳しいです。
中小企業診断士は、勉強会などが土日にありますが、それは休日では無く、勤務日としてカウントしています。ここでの休日は完全にプライベートの日の数になります。
世の中の休日数はどのぐらい?
こちらは前回も引用したデータ、令和5年就労条件総合調査の結果( https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/23/dl/gaiyou01.pdf )です。ここに買いてあるデータでは、年間115.6日が我が国の労働者一人あたりの年間休日数です。
このデータをみると企業規模が大きくなればなるほど、休日数が増えます。やはり大きい企業の方が労働環境が良いことが推測されます。
私は最も事業規模が小さい個人業主ですが、大企業よりも休んでいることも、このグラフからわかりました。
ここから本題
どうやって年間休日数を増やしたでしょうか?
休みの増やし方を解説
前提 休みを取るのが苦手な人でした。
前回も書かせていただいた通り、私の特徴として
・基本的に仕事が好きなので、仕事をしていても苦ではない。
・フリーランスなので、決まった休日もないですし、強制力も無い
以上の条件から、仕事をするよりも休みを取る方が苦手でした。
「このままではいかん!しっかりと休みを取らねば!!」
と思い休日を増やす決断をしましたが。
先に書いたとおり、「がんばって休みを取るぞ!」なんて、
意思に任せていたら、いつまでたっても休みが増えることなんてありません。
なので私は、仕組みで改善をすることにしました。
休みを取るための3ステップ
①まずは目標値を決める!
ここでの目標値はもちろん年間の休日数のことです。フリーランスなので休みたい日数を決めれば良いと思います。私の場合は、切りよく100日と決めました。
(目標値の決め方のアドバイス)
・今までの休みの+10日ぐらいから始める
・年間休日数だとイメージが付かない方は、1ヶ月単位で考えましょう。
それを12ヶ月分にすれば、年間の目標休日数になります。
②予定表に先に休日を入れ込む
私はGoogleカレンダーで自分の予定を管理しています。
前年の10月ぐらいになると、来年1年間の休日を先に予定表に入れ込んでしまいます。
(先に休日数を入れるときのアドバイス)
・毎年繰り返すと、「この月は休みやすい、休みにくい」などがわかってくるので、入れやすくなります。
・初年度はその塩梅がわからないので、「えいや!」で休日をいれると良いです。
・どうしても目標値の休日数が入れられない場合は目標値が高すぎる可能性があります。①に戻って再検討しましょう。
③休日は移動してOK 消すことはNGというルールを守る
この③が一番大事です。これが守れるかどうかで、目標値の達成がきまります。
先に休日の予定を入れると、「休みの日に仕事の依頼が・・・・」ということは起こります。どうしてもその仕事を受けたい時は、
休日を無くすのでは無くて移動
してください。
これが維持できれば、休みの数は減らないはずです。
(休日移動のアドバイス)
・移動はなるべく近い日で移動する。
できればその週か翌週。遅くても1ヶ月以内。
そうしないと年末で休みの調整をとはめになります。
年を経ることに休むのうまくなってくる
最初からすぐにはうまくいかないものです。
休みと決めた日に、ついつい前日に終わらなかった仕事をした
なんていうことも多々ありました。
実際に、プロジェクト初年度の2019年の目標値は100日と決めましたが、実は目標未達成でした。
最初の年こそ、未達でしたが、年を経ることにドンドン休むのうまくなっている気がします。
次回は、休日数を増やした効果と今後の課題について書きたいと思います。