なぜサッカークラブが、『街Webメディア』事業をやるのか
こんにちは、COEDO KAWAGOE F.Cという埼玉県川越市からJリーグを目指すサッカークラブを運営しています、中島です。
先日、COEDO KAWAGOE F.C株式会社として、川越市に特化した街メディアである『#川越(ハッシュカワゴエ)』(https://mag.c-kawagoe.com/ )をリリースしました。
サッカークラブがオウンドメディア事業をやるというのは珍しいケースであると思うので、なぜやるかを書きたいと思います。
事業観点:年間700万人の訪れる観光都市/川越における、メディア価値は非常に高く、純粋な広告価値を目指せる
まず事業的な視点から。
メディアは基本的に赤字を掘り続ける事業になります。
#川越についても例外ではなく、向こう3年は赤字の覚悟でいます。
それでもなぜやるか?
というと、川越という立地で行うことで、将来的な広告価値が見込めるからです。
事業として継続していくにはボランティアでは継続しないので、継続するためにも、しっかり事業として成立させていく必要があります。
川越というキーワードはざくっと調べてだけでも、月間数十万回は検索されるようななかなか大きいキーワードになります。(「川越 ●●」のようないわゆる関連語まで含めていくと、月間の検索数はかなり多いです。)
したがって、「川越」というキーワードで検索していった先に、「#川越」が表示される世界観を作ることができるとシンプルに広告価値があり、スポンサー営業などもよりしやすくなります。
社会価値:地方都市における、メディアの価値は高い
じゃあ将来性があるとしてなぜ川越には必要なのか。
というところです。
川越は街としての規模こそ埼玉県の3番目の人口規模になりますが、まだまだ発信が苦手な事業者様は少なくありません。
SNSでの発信が苦手だったり、そもそもHPもなかったり。
しかしながら、いろいろ事業者様の話を聞く中で、素敵なものがたくさんあることがわかりました。
そして、それを世の中に発信していきたいと素直に思いました。
COEDO KAWAGOE F.Cの存在価値は、
「川越に夢と感動を創出し続け、100年続くクラブを作る」ことです。
このミッションから考えても、
ネットやマーケティングを得意とする僕の個人ミッションとしてもやるべきだと判断しました。
事業シナジー:サッカークラブと、メディアの相性はとてつもなくよい
最後にサッカークラブとメディア事業には、事業的なシナジーもあります。
サッカークラブは多くの場合、その地域の企業に対していわゆるスポンサー営業を行います。
その中で企業経営者の方にお時間をいただくことがおおいわけです。
であれば、同じ話を聞くのであればそれをコンテンツとして世の中に発信する。
もちろん記事化する工数こそかかりますが、慣れれば大したことはありません。
webメディアの記事はストック型なので一度記事化すると、メディアの資産となり続けます。
スポンサー営業を受ける側の企業も、せっかく同じ話をするのであればそこを起点に世の中に発信することができた方が良いに決まっています。
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以上の理由から、3年〜5年スパンで育てる中長期事業として、川越市のオウンドメディア「#川越」( https://mag.c-kawagoe.com/ )をリリースするに至りました。
メディアはやり続けることが一番重要なので、
根気強くやり続けていきたいと思います。
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