2018年 31冊目『会社からルールをなくして社長も投票で決める会社をやってみた。人を大事にするホラクラシー経営とは』
第47回TTPS勉強会の課題図書です。
友人の武井 浩三さんの著書です。
現在ホラクラシー経営を実践されていてる第一人者であり、ご自身も他社のホラクラシー経営導入コンサルをされています。
武井さんはリクルートワークス研究所時代に取材をさせてもらったことがあります。
従業員は働く場所、時間、仕事の進め方自由。
社長含め全従業員の給料、経費も全開示。社長や役員は社内外の投票と話し合いで決定。
組織をフラットにし、情報をオープンにし、さまざまな制約をできる限り無くすと、従業員が自律自転に良い会社を作っていきます。
それを究極に実行している会社で、本の中にその内容が惜しみなく書かれています。
一例を挙げます。
フラット:社長は毎年選挙。株式も組合を作り、そこに預託。
オープン:給料も経費も個人別にオープン。給料は外部労働市場と相関。
制約なし:出社の有無、時間、場所、仕事の仕方などすべて制約なし。
しかし、競争力のある商品・サービスを作り続け、不動産業界に革命を起こし続けています。
中小企業から大企業まで参考にできる話が満載です。
▼前回のブックレビューはこちらです