2024年 42冊目『WHITE SPACE ホワイトスペース―仕事も人生もうまくいく空白時間術』
これとても良いですね。
戦略的に何もしない時間を持つことで
結果として、生産性が高まり、創造性が高まり、心が休まり、チーム力もアップする
というのです。
ドッグイヤーした箇所を残しておきます。
・燃料である「スペース」と「集中した思考」を増やすスキルを取り戻す
⇒考えにふけることは時間の無駄ではない
・世の中には、目に見える労働と見えない労働がある
・立ち止まって考えようとするだけでも、プロジェクトの流れを変えられる可能性はある
・毎日ほんのわずかな時間を割くだけで、あなたは変われる
・ホワイトスペースは現代人に欠けている要素で、忙しくやることだらけの毎日に酸素を取り戻す要素。
・働きすぎてしまう3つの要因は、欲張り、同調圧力、無駄遣い
・アメリカ西部の人気ハンバーガーチェーンは、スタッフと家族に報いるために大きな予算を割いている。
⇒わが社は高い利益を上げていますが、だからといって、そのすべてを会社が搾り取る必要は無いのです
・同調圧力:まわりにあわせると仕事はどこまでも忙しくつらくなり、ストレスに満ちていく
・労働者の時間の平均28%が、退屈な会議、社内の要望に応える、書類承認、不要な報告書作成といった役所的雑務に使われている
・無駄な仕事を洗い出して、関わる人の時間と報酬を見える化する
・モルタル(行動変容)を促すことでレンガ(仕組みの改革)を強くできる
・ホワイトスペース(立ち止まって考える時間)をしのぐ唯一のものが「ワインスペース」
・立ち止まることを自分に許すだけ。心が求めるたびに繰り返し。
・日常にホワイトスペースを組み込むと、前頭葉の再編成と再活性化が促され、ニューラル処理の速度が増して、生産性や創造性がアップする
・日常の活性化と被活性化をおこなうことで集中力は保てる
・実際に効果があったのはリラックスと社交
・ホワイトスペースでは、考えを検証する、前提を疑う、客観的な視点を得る、心身を回復する、アイデアが生まれる余地を作るなどが起きている
・ホワイトスペースは、回復、削減、内省、構築の4つの目的がある
・トラブルが起きていることにも、作業を中断し、その場を離れて考える(ウェッジ)
・チームでのホワイトスペースの8つの価値:衝動の制御、境界の明示、徹底した簡潔さ、内省、意義、創造的自由、バランス、容易さ
・時間泥棒
意欲⇒頑張りすぎ⇒手放せるものはあるか?
優秀さ⇒完璧主義⇒十分とはどの程度か?
情報⇒情報過多⇒本当に知るべきことは何か?
活発さ⇒やりすぎ⇒本当に注目すべきことは何か?
・アップルは点数30に満たない商品で300億ドル稼いでいる
・有意義なのに手をつける時間を作っていない仕事があるだろうか?
・あなたが緊急だと思っていることの多くは、実際には緊急ではない
緊急性が無い/戦略的な緊急性がある/感情的な緊急性がある
・メール中毒から抜ける
・感謝を言葉にすると、自分と相手の2つの心を満たせる
・自問自答:いうべきなのにまだ言っていないことを1つ挙げるとしたらそれは何だろう
・死に向かう人々が口にした後悔の上位5つ
1 自分に正直な人生を生きれば良かった
2 働きすぎなければ良かった
3 思い切って自分の気持ちを伝えれば良かった
4 友人と連絡を取り続ければ良かった
5 幸せをあきらめなければ良かった
▼前回のブックレビューです。
▼PIVOTに出演しました。よかったらご覧ください。