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2015年90冊目「プロフェッショナルマネジャー・ノート」
ユニクロの柳井さんが「これが僕の人生でナンバー1の経営書だ」とあったので、読みました。
日本では無名ですが、アメリカを代表するコングロマリットのITT社の経営者ハロルド・ジェニーンのマネジメント論をまとめた本です。
とても参考になります。柳井さんが勧めるのはよく理解できます
10章からなっています。
1章 セオリーだけで経営なんかできない
2章 経営の秘訣
3章 大不況の中で手に入れた金銭以外の報酬
4章 2つの組織
5章 経営者の条件
6章 リーダーシップ
7章 エグゼクティブの机
8章 最悪の病ーエゴチスム
9章 数字が意味するもの
10章 企業家精神
以下備忘録です。(一部意訳)
その通りだと思ったこと。再確認できたこと
・経営とは「誓ったことを必ず実現すること」。
・金のなる木だと言われて、利益を取られる事業が頑張るわけがない。
・経営チームは業績と言うただ1つの基準で評価される。
・ゴールから考える。ゴールを設定すればすべきことが明らかになる。
・現場に行き、顔と顔を付き合わせて処理しなさい。
・ビジネスで成功したければ、その場所で上位20%に入りなさい。
・危機は一夜にして生じない。長い間、隠蔽され、悪化するまで放置された結果なのだ。
・数字によってごまかすのは、言葉でやるのと同じくらい容易だ。
・事実をチェックする。それ以上に重要なことはない。
・経営者とは実績をもたらす人間のことである。
・真実こそ、良い経営の核心をなす。
・やろう。
目からウロコだったこと
・セオリーなんかで経営はできない。
・コンサートに出たければ、古びたピアノで練習してはダメだ。
・見解の相違は、組織にとって本当の害にはならない。
・唯一の本当の間違いは、間違いを犯すことを恐れることである。
・新しいアイデアは、会議の終わりかけに生まれてくる。
・ビジネススクール出身者は、同じ結論に同時に到達する。それを実行しても功を奏さない。
・企業家精神とは、他人が気づかない何かを自分だけが知り得ると言うこと。
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