2017年 107冊目『「江戸大名」失敗の研究』
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしと言いますが
負け、失敗についての本です。
・福島正則と蒋介石は、戦うべきところで戦わなかったので、末路は悲惨だった。
・田沼意次と田中角栄は、手段が目的に変化してのが悲劇だった。
・赤穂事件と2.26事件は、正義が現実に勝ってしまったのが失敗だった。
これを浅野内匠頭の失敗、吉良上野介の失敗、幕府の失敗、赤穂浪士の失敗の観点で整理しています。
・上杉鷹山と濱口雄幸は、名君の宿命
これは人格者である2人のリーダと有能な部下のセットであっても半世紀以上かかるという意味での失敗ということらしい
▼前回のブックレビューです。
▼新著『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』です。
よかったら、手に取ってみてください。