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2023年 5冊目『西郷南洲遺訓』

西郷隆盛(1827~1877)の遺訓などを集めた本です。

漢文が書いてあるのでなかなか手ごわく骨を折りました。
半分も分かりませんでした。



読んでから現代語訳があるのを知り、がっくりしました笑

この遺訓は薩摩の敵方の庄内藩士がまとめたものです。
維新後、西郷の寛大な処置に感激したひとたちが西郷の言葉をまとめたそうです。

人の上に立つ者は私心を持たず、公平な心で仕事をしなければならない。

日本の特質を把握し、外国の良い所を真似るべきである有名な敬天愛人(天を敬い人を愛する事)が重要であり、人の道である今、読んでもリーダとしての心得がたくさん載っています。

例えば、成功を持続させるには自分の欲望をコントロールするリーダには人格者を選ぶ 私の大好きな「功は碌で品は位」でですね。

謙虚にして奢らず
策略は用いない
無私が重要
命も名誉も地位も金も不要な人でいる
試練を通じて、志をゆるぎない様に高める

▼前回のブックレビューはこちら


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