ウィンウィン(win-win)という言葉を使う人は受注出来ない!?
ウィンウィン(win-win)って言葉聞いた事ありますか?
ウィンウィン(win-win)という言葉はアメリカのスティーブン・R・コヴィー博士が著したベストセラー「七つの習慣」に出てきます。
ウィンウィンとは取引をする双方に利益があることをいいます。英語ではwin-winと表記されることが多く、この表記方法から両者にメリットがあることがよく伝わってきます。
自己啓発書や研修で学んで、ウィンウィン(win-win)を目指そう!ってやってる方もいらっしゃると思うのですが、これを営業で使う人がいたら要注意です。
営業 こんにちは、新しいIT機器のご提案です。
バイヤー どんな商品ですか?
営業 これは従来の製品より30%コスト削減出来て、更には効率も50%くらい上がるんですよ。
バイヤー おおー、それは凄い!
営業 ありがとうございます。これ導入していただけたら御社も、弊社も良くなる。正にウィンウィン(win-win)の提案です!
バイヤー心の声 (は?それ言う事?)
バイヤー 社内で相談してお返事します(こんな営業からは買わないけど)
営業 ありがとうございます!(感触良いし、行けそうだ!)
売手は物・サービスが売れたらwinなのは当たり前、買手を勝たせないと次の取引で買ってもらえないのでwinさせるのは当たり前。それを堂々とウィンウィン(win-win)ってお客様に言うのは、お客様目線が無いと言っているようなものです。
その言葉はどういう意味か?それをお客様へ言っても良い事かどうか?
一見良さそうに見える言葉ほど要注意です。
私は、私の仕事を通じて、正しく頑張る人を増やし、赤字社員、赤字会社を撲滅、幸福度、収入共に世界ナンバーワンの街を作ります。
新規開拓、新事業展開、自立型人材育成などのご相談は中尾友和公式LINEから。