1人1人の利益が見えるようになると利益が増える?利益を増やすのに大事な事は?
私が働いてた会社は、経費が営業1人1人に割り振られていて、営業1人1人の営業利益が出るようになっていました。
ボーナス査定の時は、1人1人の売上はもちろんですが、売上総利益がいくら、販管費がいくら、営業利益がいくらって出てくるんです。
私も自分が赤字の時は辛かったですよ。自分は必要ないって言われているみたいで。
会社も、利益確保とブランドを落とさないために安売りはするなと言われてましたしね。
1人1人の利益が見えるようになってたらさぞかし、みんな利益に敏感なんだろうなって思われるかもしれません。
実は、そうではなかったんです。
安売りして売上作った人が全体会議で表彰される。
安売りして大きな企画をした人が出世する。
私は、
何でだ?
安売りせずにブランドを育てるんじゃなかったのか?
利益が大事なんじゃないのか?
って思ってました。
そう、1人1人の利益が見えるようになる『だけ』では利益は増えないんですね。
では、何が必要かと言うと、
経営トップが口癖を変える事です。
ある時から、トップの口癖が「売上、売上」から「利益、利益」に変わってきたころから、みんなの意識が変わり始めました。
それまでは、
とりあえず売上上げとけばいい。
という考えから
利益をどう出すか?
という考えに変わってきました。
もちろん、1人1人の営業利益が見えるようになっていたから改善策も打ちやすかったって事ですね。
利益を増やしたい場合は
①1人1人や部署の利益を見えるようにする。
②「売上」ではなく「利益」(どの利益なのかは場合によって)を追う。
をやっていく事ですね。
具体的にどうやっていったかはまたの機会に書きます。
私は、私の仕事を通じて、正しく頑張る人を増やし、赤字社員、赤字会社を撲滅、幸福度、収入共に世界ナンバーワンの街を作ります。
新規開拓、新事業展開、自立型人材育成などのご相談は中尾友和公式LINEから。