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システムエンジニアとスタンディングデスク

私の生業はシステムエンジニアだ。
日々、デスクに向かって話したり書いたり整理したり調整したりして過ごしている。

コロナ禍以前からフルリモートの会社で勤務し始めてあっという間に4年半ほど経つ。
自宅の作業環境は自身の仕事におけるパフォーマンスを左右する重要なファクターとなる。

リモートワーク環境のアップデートを重ねている中で、今年の2月にスタンディングデスクを導入した。
一人のシステムエンジニアとしてスタンディングデスクについて話せればと思う。

スタンディングデスクを導入したきっかけ

今の会社に転職することを決めたときに購入したデスクを使いはじめて4年が経った頃、デスクを新調したい欲が湧いた。

2万円もしないデスクだったことや引っ越しを繰り替えしたことで立て付けが悪くなっていたこともあり、これを機に新調したくなった。

せっかく買い換えるのであれば新しい機能があった方がいい。
とはいえ引き出しが増えたくらいでは新鮮味がない。
人はもう引き出しにときめかない。

それなら、高さを変えられるギミックがあるようなものを買えば実用的に楽しめるかもしれない。
そういえばスタンディングデスクというカテゴリーがあるんだった。

と、考えているタイミングで会社のメンバーが先にスタンディングデスクを導入した。
ひとしきり使用感を聞いたところで、次のセールタイミングで購入することを決意した。
一ヶ月以内にそのセールタイミングが来たのですぐ買うことになった。

今回の買い物要件は以下。

  1. ホワイト×木目基調であること。

  2. 電動昇降式であること。

  3. 幅は元のデスクと同じ120cmであること。

  4. 座位・立位それぞれの高さを記憶できること。

  5. 安っぽくないこと。

  6. 天板が一枚の板であること。

6については会社のメンバーへのヒアリングの結果入れた項目。
安いモデルだと天板が前後で分かれており、境目や立て付けが気になるとのことだったので要件に加えた。

結果的に辿り着いたのはFLEXISPOT社のEG8というモデルだった。

天板の風合いがお洒落で、白の脚部も部屋の雰囲気に合うので当初から気になっていた。

2023年2月上旬タイミングに25%オフで購入できた。

FLEXISPOTが展開している他のモデルと違って操作パネルが斜めに出っ張っておらず、物理的にフラットなデザインが取られていることもポイント。
何かと出っ張りに引っ掛けがちな私としてはこういった一つのディティールも判断基準となる。

使い方

私が実際にどのようにこのスタンディングデスクを使っているかを書いていきたいと思う。

  1. スタンディングデスクだが基本は座って使っている。

  2. 始業後30-60分ほどは立つ。

  3. 昼休憩までは座る。

  4. 昼休憩明けの30-60分ほどは立つ。

  5. 煮詰まったときはとりあえず立つ。

  6. 社内のショートミーティング中はスタンディングで利用することが多い。

上記のパターンで、だいたい毎日平均1-2時間程度は立って仕事をしている。
デスクから離れて戻るタイミング、それからリフレッシュしたいタイミングでスタンディングモードを用いることが多い。

この作業が終わったら座る、というようにタスク単位で切り替えることもある。


他の仕事道具も紹介したいからデスクツアー記事も書こうかな。

高さ記録ボタンの活用

昼休憩時・就業時時に予めスタンディングモードに切り替えるようにしている。
すぐに切り替わるのでタイムラグを気にしてというよりは、気分のスイッチを物理的なボタンで操作するようなイメージだ。

在宅だと仕事モードのオンオフスイッチが馬鹿になりがちだ。
単純な思考ではあるが、仕事モードのスイッチを切りたいときにスタンディングモードに変えるボタンを押して高さを変えることで、オフに切り替えている。
私は思い込みが強い性質たちで、普段からプラシーボ効果を抜群に受けやすいのだが、この高さ調節ボタンもその効果を大きく発揮してくれている。


ほぼ毎日いる空間。気に入っているポイントがいくつもある。

よかったこと・残念だったこと

モノとしてよかったことと悪かったことを書いておく。

よかったこと

  1. 高さをミリ単位で調節できるので、ちょうどいい高さに設定できる。

  2. 高さ記録ボタンがあるので、ワンタッチで高さを変更できる。

  3. 高さ変更時のモーター音が小さいため、夜間でも気兼ねなく高さを変えられる。

  4. 障害物検知機能があるため、ケーブル等が引っ掛かった際は自動停止してくれる。

残念だったこと

取り立てて言うほどのことではないが念の為。

  1. とにかく本体が重い。

  2. 脚部が若干安っぽい。

それだけ。
スタンディングデスクの機能への不満は一切ない。

おわりに。

全体的に痒いところに手が届く良いデスクで非常に気に入っている。
大きく奮発する気はなかったけど、そう頻繁に買い替えるものでもないので変にケチらず選んでよかったと思っている。
ほぼ毎日使うから元はすぐ取れる。

システムエンジニアにとって、煮詰まったときの打開策・リフレッシュの手札は多いに越したことはない。
例えば私は本当に煮詰まったときは至極丁寧にトイレ掃除をすることにしている。
それよりはもう少し軽めのリフレッシュとして、ただ立って仕事ができるという手札を加えてみたわけだが、思ったより多用している。
ただ高さが変えられるデスクになってしまったとしても、見た目も使用感も気に入っているので問題ない。
スタンディングデスクだからといって立って使わなくてはいけない成約はない。
何より、椅子は便利だ。
スタンディングデスクを買うことで椅子の利便性を再認識することができる。

身体にフィットするお気に入りのデスクで、のびのびと働きたい。


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