{日記} 本屋よ、永遠に {6/29}
神保町の三省堂が跡形もなくなった写真を載せてるツイートを見て思わず叫んでしまった。
大学の授業終わりや空きコマに1人でも友人ともよく行った書店だ。神保町の「空気」を形成するのに重要な建物でもあると思っている。
もちろん、「老朽化に伴う建て替え」とのことなのであそこから三省堂がなくなる訳ではないし、きれいになって新たな歴史を刻んでいくのは喜ばしいことなのだが、自分が通ったのはあの建物なので、どうしても寂しさが残る。わたしなどは、大学時代の1〜2年分(あとはコロナ禍でリモートだったので)の内に通っただけなので、もっと通っている人の寂しさは一入なのではないだろうか。
今回は建て替えで未来への希望がある解体だからいいのだが、本屋が町からじわじわとなくなっていってるのも寂しい。もはや本屋という場所が好きだから。わたしが労働前に本屋に必ず寄るのも、本や本屋が好きだから。好きなものを眺めて心を落ち着かせて(時には自分を奮い立たせるために)、労働を頑張るために、本屋へ行くのだ。完全に心の拠り所のひとつであることは確か。それが地球のどこかでひとつでも減っていっていると考えると…もう、なんか、心臓がギュっとします。