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「お酒が飲めない=カッコ悪い」という風潮はもう古い。


日本では20歳以上にならないとお酒を飲むことはできない。だからこそ、お酒を飲めることが大人への入口となっているのは如何なものか。

お酒が原因で大きな問題を起こしてしまったり、トラブルに巻き込まれることだって少なくない。2019年も、元号が平成から令和に変わっても、芸能人が問題を起こし、世間を賑わしている。

大学生の新歓コンパで飲まされて、アルコール中毒に陥って亡くなってしまうというケースも忘れてはいけない。


かといって、お酒が絶対悪だとは思っていない。

酒が人間を駄目にするんじゃない。
人間は元々駄目だという事を
酒が教えてくれるものだ。
                            立川談志



お酒について4種類の人間に分けることができる。

①お酒に強くて、お酒が好き
②お酒に強いが、お酒は好きではない
③お酒に弱いが、お酒は好き
④お酒に弱いし、お酒も好きではない


④の人は、飲み会に行くのも億劫だろうし、①の人とはやはり分かり合えない。③の人も飲み過ぎにだけ注意すれば、楽しくお酒と付き合えるだろう。

ここで僕がいいたいのは、②に当てはまる人間だ。お酒は飲めるし、強い方なんだけど、別に好きではないというケース。割合はどうなるかはわからないけど、一定数いると思う。

周りに流されやすい人などに多い気がする。飲み会に誘われれば、とりあえず行くっていう人だ。僕も昔そうだったのだが、ある日、お酒がなくたって、日常生活に全くの支障がないことに気付いた。

さらに、お酒も特別好きではなかったとはじめて知った。

「No SAKA No Life」ではなかった
のだ。



大学生になってお酒を飲み始めた僕は、気づけば、週に1度はお酒を飲み、2週間に1回は、飲み会に参加していた。通常の大学生よりもお酒を飲んでいたように思う。



居酒屋でお酒を飲むことに、3,000~5000円くらい使うのであれば、そこそこ美味しいレストランで食事することができるだろう。僕はお酒よりも、美味しい料理、ごはんを食べたい。


今まで当たり前にようにお酒を飲んできた人も、これから成人を迎えて飲み始める人も、一度うかがってみてほしい。

単純にお酒といっても、アルコールの入ってないノンアルコールだってある。これから美味しいノンアルコール飲料が人気になるのではないかと予想している。



今、お寿司屋さんに行くと、わさびなしが普通である。スーパーで売っているお寿司だってそう。これは子どもに配慮している点と、外国人にも向けて提供している点もあるだろう。

もしかしたら、同じようにお酒だって、ノンアルコールが主流で、アルコールが入っているのが当たり前ではなくなる日が来るかもしれない。



結局何が言いたいのかというと、お酒が飲めなくたって、何も心配はいらないということ。勇気を持ってお酒をやめる。飲み会を断る。


僕は今、お酒を飲めないキャラ。飲み会に行かないキャラを貫いている。昔からの友人や知り合いに会うと、なかなかやりにくいものがあるが、医者から止められているといえば、大丈夫だ。仮病のドクターストップを大いに使え。


お酒を飲めることが大人の嗜みの一つかもしれない。しかし、そんなことはいたってどうでも良い。


タイトルにもあるように、「お酒が飲めない=カッコ悪い」という風潮はもう古い。「とりあえずビールで」、この流れもどんどん減ってきている。1番ビールが好きで飲みたいという人以外は、無理に選択する必要なはない。

無理に大人っぽい大人を演じるよりも、子どもっぽい大人の方が100倍もカッコいい


僕は、子どものようにワクワクした毎日を送る大人になりたい。好奇心を忘れず、いろいろなことにチャレンジしていきたい。


もっと自己中に、自分の人生を生きた方が楽しくなるはずだ。

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