初めて展示会に出展してみた話
私はメール管理システム「CX+」の責任者をしております、株式会社ポンテムの中西と申します。
カスタマーサクセス / カスタマーサポートのコミュニティ『CS HACK』での『CS HACK Advent Calendar 2021』の12月16日の記事として書かせていただきます。
弊社ポンテムは、サイバーエージェントグループの会社で、スマートフォンゲームのお問合せ対応の受託を中心としたカスタマーエクスペリエンス事業と、メール管理システム「CX+」の開発、販売を行なっております。我々のプロダクトである「CX+」にとって2021年はプロモーションに力を入れてきた1年であり、様々なチャレンジの1年でもありました。
そのチャレンジの中で事業的に1番大きかった、弊社にとっては初めての展示会への出展についてお話ししたいと思います。
これから展示会などを検討される方の参考になれば幸いです。
「CX+」について
まず我々のプロダクトである「CX+」について簡単にご紹介させてください。「CX+」 はお問合せ対応に必要な「お問合せ管理」「エスカレーション管理」「アンケート機能」「レポート機能」が揃ったオールインワンメール管理システムです。元々はサイバーエージェントグループ内で、お問合せ対応を効率的かつ、高い品質で実現するために生まれた社内システムでしたが、より多くのお客様にご利用いただこうとグループ外にも販売を開始したという経緯がございます。
「CX+」 は2021年はプロモーションに力を入れ、広告やウェビナー、オンラインイベントへの出展などを行ってきました。
色々な方から展示会の効果について聞いて検討はしていたものの、コロナの状況も予測がつかず手を出せない状況でした。そんな中で、2021年の半ばに差し掛かり、次期のプロモーション計画を立てる際にいよいよリアルイベントに出展してみよういうことになりました。そして、10月、11月に開催される2つの展示会に出展を決めました。
展示会の効果ってどうなの
展示会を検討される際に1番気になるポイントはその効果だと思います。
結論から言うと我々の場合は想定を上回る効果がありました。10月、11月に開催というイベントで、ちょうど開催の前週に緊急事態宣言が明けたということもとても大きかったと思います。
私自身もコロナ禍になってからは、展示会などはほとんど行かなくなっていたため、来場者がどのくらいなのかも気になっていましたが、想像以上の来場者数で驚きました。
コロナ禍になってからはオンラインでの商談が主になっておりましたので、来場者の方と直接お話しすることが久々のことでしたが、直接お話しできるということがとても大きいことでした。課題をお聞きしたり、対話の中で反応を見ながら製品の説明することの良さを再認識しました。
目標に設定した名刺交換数についても2つの展示会を通して達成することができました。さらに展示会でお話しした企業様の温度感が高いということについても実感しております。
準備は早めに
我々は展示会への出展が初めてということもあり、準備するものが多く必要な物の洗い出しと制作スケジュールが大変でした。ブース自体についてはレンタル装飾を申し込んでいたので、ブース内に掲載するパネルや、スクロールバナー、パンフレット、スタッフTシャツ、ブース内で流す動画の作成が主な製作物でした。準備期間は1か月ちょっとだったのですが、レンタル装飾を利用する場合でも余裕をもって2か月ほど前から準備するのがいいと思います。
そのほか、配送業者さんへの申し込みやレンタル装飾の申し込みなど、出展マニュアルにそれぞれのスケジュールや締め切りが細かく記載されているので、そちらを読み込んでスケジュールを作り、それに沿って準備するのが間違いないと思います。
こんな物も準備すると良かった
1回目の展示会の際に、マスクをしていると声掛けがほとんどできないことがわかりました。
我々はノベルティを用意しておりませんでしたので、ブースの前を通る来場者様に対しての声掛けやパンフレットを手渡ししていく集客をしていましたが、感染防止の観点からも、あまり大きな声を張り上げることもできませんしマスクもあり、声を出してのアピールはせいぜい2メートル程度しかできません。そんな中で、他のブースの出展企業様がプラカードを持ってアピールしているのを見て、とてもいいアイデアだと思いました。そのため、2回目の出展までの2週間ほどの間に、手に持てるようなメッセージボードを用意しました。これから出展の方はメッセージボードを用意するのもいいと思います。
最後に
展示会などのリアルイベントについて、我々は今年初めて実施してみましたがとても効果がある施策だと思います。
コロナ禍になってから、ほぼほぼオンラインでの商談に切り替わっておりましたので、来場者様と直接お話しできることの喜びも感じましたし、課題感や来場者様の反応を見ながら対話ができることの良さを実感しました。
ぜひ皆様の参考になれば幸いです。
ありがとうございました!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?