ミタ・デル・ムンド

ミタ・デル・ムンドで
赤道をまたぐ
Ecuador

→赤道の目印？記念碑みたいなものか？
やっぱり暑いところなんだろう。

おはようございます。
待ちに待った金曜日に到着。
外は曇りか？雨か？
11月の中間地点。

キトの街外れにある「ミタ・デル・ムンド」。赤道記念碑の前に立つと、両足で南北半球をまたげる不思議な感覚に包まれる。エクアドルという国名の由来も、この赤道線から来ているのだと地元のガイドが教えてくれた。高地特有の薄い空気を胸いっぱいに吸い込みながら、アンデス山脈の雄大な景色を眺める。記念碑の影が正午を指す瞬間、世界の中心で時が止まったような静寂が訪れた。南米大陸の中央に位置するこの場所で、地球の鼓動を肌で感じる贅沢な午後のひととき。暮れゆく太陽は、明日も必ずここから昇ることを約束するように、アンデスの峰々に黄金色の光を投げかけていた。