結婚記念日は近所の食堂で!?
9月11日は結婚記念日。結婚(入籍)して4年。すぐに長男が生まれてバタバタしてて、まだ一度も祝ったことがなかった。
12日のランチタイム。
水曜・木曜の定休日以外も開いてないことが多い店・・・
「今日は開いてるかな?」と近づくと、OPENしてた!
「今晩は営業してますか?18:30に予約お願いします!」
初めて夜の予約をした。
世界70カ国旅した俺が、「世界一のイタリアンレストラン」と思う自宅から歩いて行ける俺のイタリア。
妻も大好きな「南伊食堂 ブッチリア」。
今までの「世界一のパスタ」は「青の洞窟」で有名なイタリア・カプリ島「海の見えるレストラン」で食べた「思い出のパスタ」。
それを住宅街の「街イタ」が超えたのだ。
実はメニュー全種類食べるほど夫婦でランチに通ったが、夜は行ったことがなかった。
「夜はこんなメニューもあるんだ!」
息子はいつもの「スパゲッティーミートソース」を注文。
まずは3人で食べられる「ピッツア・マルゲリータ(ナポリ風)」。
「はっぱ、とってぇー!」と息子。
俺はモレッティビール(600円)を注文!モレッティを飲むのは初めてだ。
「うまっ!」
小瓶だったから、すぐに2本目を注文した。
何度かイタリアを旅したが、いつも注文していたのはナストロ・アズーロ(Nastro Azzuro)。
断然、モレッティのほうが旨い。
ワイン好きな妻は、今日は白ワイン(グラス 600円)をセレクト。
乾杯すると、息子が
「スパゲッティー、スパゲッティー、スパゲッティー食べた~い」と連呼。
妻はハンカチを持った手で息子の口を押えると、面白がってエスカレート、わざと大声を出す。
想像通り息子がいると落ち着いて食べられない。
「息子が保育園に行っている間にランチのほうが落ち着いて食べれるかも」
と思ったが、老朽化した自宅アパートの部屋の工事中で作業員さんたちがランチから戻る前に自宅に戻らないといけないから、ゆっくり食べられない状況だったのだ。
でも、夜にして正解だ。
まず、感動したのは「オリーブ盛り合わせ(300円)」の後に注文した、
「ホワイトアスパラと生ハムの盛り合わせ(700円)」
「これで700円って、採算取れないでしょ?」と心で叫ぶ。
「なんだか酒の追加注文しないと儲けが出ないじゃないか」と妻とココロ通じ合った。
「泡(ボトル3,000円)、飲む?」と、俺。
「昨日、結婚記念日だったんで泡、お願いします!」
ってスパークリングワインを追加注文した。
それに合わせてツマミを追加した。「ゴルゴンゾーラと栗の花のハチミツ(400円)」。
これまた、酒のお供にサイコーに旨い。
息子が「アイスクリーム食べたい!」
「アイスクリーム、アイスクリーム、アイスクリーム」と大合唱。
「おい、もうデザートかよ。パパとママ、これからっていうにの・・・」
「相当、旨かったんだろう」
テーブルに運ばれるとジェラートを無言で一気に食べた。
パスタを追加注文しようとすると、息子が飽きたのか外に出たり入ったり大騒ぎ。奥のテーブルのグループの人が振り返るほど、大声を上げた。
妻が「帰ろっか・・」
店主に「息子が騒いですいません」というと、
「食堂ですから」と、ほほ笑んだ。
店主がほほ笑むだけで、客が喜ぶ不思議な店。
「この店が近所にあって良かった。どれも美味しかったです。幸せな時間でした」
結婚5年目の束の間の至福な時間。
おいしい一皿、旨い酒は平凡な日常を彩のある非日常に変えてくれる。
これからも束の間でもいい。こういう時間を増やしていきたい。
この店のパスタなら、毎日でもいける。
今年、夫婦でランチに食べたスパゲッティーやピッツアを一部紹介!
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