61歳パパの子育て。『パパ、大丈夫!?』
今朝、保育園に息子を送るためアパートを出ると、駐車場の出入口でツバメが巣作りを始めていた。それを見た息子が興味津々。
「ねぇパパ見て、見て!ツバメさん!」
ツバメの親子の姿を間近で見て、息子は何を思うだろう・・・
玄関で息子が自分で靴が履けるようになったのに、俺の背中にもたれ掛かってケラケラと笑って履こうとしない。
「重たいよ、颯馬(ふうま)!この体勢だと靴履かせられないよー」
「隊長に甘えてるのよ。いいんじゃない。保育園に預けたら、一日フウマといられるのは数時間だよ。こんな時間、あっと言う間に無くなるんだから、甘えさせてあげてよ」
今週月曜の朝、保育園に息子を車で送って着いた途端、手を広げて無言の「抱っこ!」。
いつになく甘える息子に
「どうした?」
朝方、こんなことがあったからだ。眠っていた息子が突然泣き出した。
妻が「どうしたの?怖い夢でもみたの?」と聞くと、
一言、寝ぼけて「パパ!」
「パパが怖かったの?」
「・・・」
保育園に到着して正面玄関から教室まで一緒に歩いていると、
「パパ、血でたの!指にも刺さったの!」とお友達や親御さん、先生に擦れ違いざまに息子が片っ端から声をかけた。
先週、梅雨入り前の貴重な快晴の日曜日。
家族3人で葉山・一色海岸に行った時、
「パパ、抱っこ!」と言われ、岩を渡れない息子を抱えると、スポーツサンダルを履いてた軸足が濡れていたためグニュッとズレてバランスを崩して転倒したのだ。瞬時に息子のアタマを守ろうと右手で支えると、左膝と左手を岩に突いて擦り剝いたのだ。
息子と入った風呂で、お湯に浸かると傷口が沁みて思わず「いててぇーーー」と声を上げてしまったのだ。息子は血を見たショックで、それが夢にも出て来たんだろう。
最初、息子が泣いて「パパ」と言った時、俺がふうまに何か怖い事をした夢を見たのかと夫婦で勘違いした。教室に入ると、「パパ、大丈夫?」と言われて、思いっきり息子をハグした。俺の事、心配してたんだね、颯馬(ふうま)。
「パパは大丈夫だよ!もう痛くないから」と嘘をついた。
今まで海でも川でも岩場を歩くときは、踵のあるスポーツサンダルではなく必ずシュノーケリングシューズにしていた。
息子の優しさを感じると同時に、
「自然を舐めてはいけない」と反省、息子にも伝わったかな。
1日のうち、何回も親の愛情を確かめるかのように甘える息子。平日の保育園に行く前後の時間、土日祝日、息子と向き合い、今、この時・・・できるだけ甘えさせようと思った。
下記の動画は息子と観察した生きてるサザエとサザエの貝殻に入ったヤドカリ 葉山・一色海岸にて
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