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ブランディング1年生。インナーブランディングを理解する


ブランディング1年生は、こんなところだと思う。


細かなプロダクトやロゴデザイン、キービジュアルに落とし込むことは
デザイナー任せ。
ただし、キーメッセージおよびそのブランドのコンセプトと、それをイメージ共有できるイメージパネルの作成までができること。


その肝になるフレームワークはいくつもあるし、ネットにたくさん落ちているのでそれを参考にする。
ぼくが思う1年生の最初の壁は、

なかの人を本気にさせることができるか

だと思う。
決められたフレームワークでキーメッセージっぽいものができて、それがプロダクトに落ちて、コミュニケーションにまで反映されていっても、それはデザイナーの力量が大きい。

デザインシンキングを、組織として活かすために必要なことは
デザインと触れあう部門、部署、チーム、個が、各役割ごとに、自分たちのことばで、メッセージを咀嚼して説明できるかどうか。

これには、温度感がある。

本社にいるひと、地方にいるひと。
デスクにいうひと、営業所にいるひと。
営業やマーケ担当のひと、カスタマーサービスのひと。

など、部門が変われば会社の表面が変わる。
球の一体として、ブランディングをふに落とせるか。

言葉を変えれば、どれだけ当事者意識を持たせられるかどうかが、
ブランディングを任せられた旗振り役の仕事のように思う。


わたしがブランドの顔だと思っている人の割合で、組織ブランディングの成否は決まると思う。

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