第533回　スタッフ教育が難しいです。言っても聞きません！それ当たり前です。

スタッフ教育は難しいですよね。
いつも同じことを伝えている。。
でもいつもナニもしてくれない。
向上心がない。

もう言っても気かないので
今やめられても困るので
掃除しろとか挨拶しろとか
いつも心の中で思っていませんか？

それなぜそんな事になっていると
思いますか？
そりゃやる気がないからだよ！とか
店をよくしたいと思ってないんだろうね。　
自分さえ良ければいいんでしょ。
ってそれ本当はよくないことですよね。
できれば言ったことは守ってほしいし
自分達から積極的に動いてほしい！

でもほんとうに面接の時点から
あなたがやりたいことを伝えましたか？
面接にどれだけの時間を使いましたか？
あなたが今後美容室をどうしていきたいか？
表面的なことしか話してないのでは？

だから言ってた事と違うとか
スタッフは思っている可能性はあります。
説明したと思っていてもスタッフの
捉え方が違っていればそれは説明不足です。
スタッフは自分にいいようにしか捉えません。

もうそうなってしまえば
そりゃムリです！自分の事で
スタッフも精一杯です。
他を構ったところで自分には
ナニも返ってこないのだから。

掃除や挨拶にしても
そんな事は言わなくても解るだろと
面接の時には話をしてないのでは？

こういった目的をもって
こういった店にしたいので
掃除や挨拶はここまでやって
くれないと困ります。
できないのであればうちでは
雇えません！とか言えてますか？

はじめに伝えてないのに
掃除や挨拶がデキてないのであれば
それはしょうがないかもしれません。
みんな育った環境が違うので
あなたの当たり前はスタッフの
当たり前ではないのです。

出来そうもナイヒトに
最初は難しいかも知れないけど
慣れれば大丈夫だからと言って
とりあえずは入ってもらおうと
思ってないですか？

面接の時にどれだけの
妥協をして採用していますか？
だって人がいないんだから
しょうがないと思っているかも
知れませんがそれで後から
後悔するのはオーナーの
あなたです。

入ってしまえばスタッフは
我の強いスタッフであれば
俺はこれだけやってる！
俺のおかげでとかやってやってる感が
ドンドン強くなっていきます。

そうなってしまえばあなたが
我慢する事が増えてくると思います。
そして関係性も悪くなり
我慢の限界がきて辞めてもらおうとしても
えっなんで辞めないといけないんですか？
辞めません！みたいな予想外の答えが返って
くるんです！

美容室や治療院や歯医者のような
オーナープレーヤーではあるあるです。

店の文句をずっと言ってるのに
関係性ももうボロボロなのに。。
いざ辞めてもらおうと思っても辞めない！
いつもオーナー達は？？に
なっています！意味解らんってね。

多分こういう人達って結局は
井の中の蛙でここをでると
また1からとかまた探すのがメンドクサイ
とか今は生活が出来てるから次も
同じ生活ができるか不安なんだと思います。

他で勝負する自信がないんだと思います。

そして自分を正当化して
俺は私はちゃんとやってきてる
店の為に尽くしてきたのに！と
正義感が強くなる。
言ってる事は正論なんです。
もちろんオーナーにも非はあると
思いますがお互い様だと思います。

今はこちらから辞めろ！と言っちゃうと
こちらが弱くなっていろいろと
言われる可能性もあるから難しいですよね。

こういう人達に当たると
辞めるまで時間もかかるけど
辞めた後もお金をとろうと必死になってきます。
オーナーでスタッフが辞めた後に
弁護士から請求がきていろいろ払った
ヒトを何人も知っています。

そして辞めたスタッフが辞めてから
お金を請求してもらったってヒトも
何人も知っています。

今はそれくらい雇われの方が
強い立場なのでどうしてもって時は
弁護士にも相談してから
辞めてもらう方がまだあとから
揉める確率は減ると思います。

だから面接は本当に軽く見ない方が
いいと思います。
そのスタッフの第三者が出てくる場合もあります。
本当に話をしてできるできないはハッキリと
言ってできない場合はやめてもらうとしっかりと
伝えておきましょう。

あなたの将来の為です。
今はネット社会ですどれだけでも
情報は集める事はできます。
いらない知恵をつける事には
みんな必死になるんです。

それが人間です。

スタッフが辞めて次に移ることで
人生がダメになるなんて事は
まずないと思います。
それでダメになったら本当に
ダメなヒトだったのだと思います。

でもオーナーのあなたは何百万も請求がきて
しかもスタッフいなくなった分
利益もメッチャ減るなんて事もあるわけです。
でも辞めた後にあなたの店がどうなろうと
あなたの人生がどうなろうと
辞めるスタッフは何とも思ってないんです。

本気で向き合って面接したヒトだけど
雇いましょうね。