「いまここ」と「市場価値」を意識し過ぎていたことに気付いた話。
後輩「働く上でのビジョンってなんですか?」
私「・・・自分の成長かな。。。」
唐突なのだが、先日、後輩と話をしている時にこんなやり取りがあった。
後輩の問いに即答もできず、利己的な回答をしてしまったことに、暫くモヤモヤしていたのだが、「いまここ」と「市場価値」を意識し過ぎているのではないかと思い始めた。
そう思ったきっかけは、中原淳先生の「転職学」を読んだからなのだが、人がキャリアや仕事を語る時は、「現在・過去志向 or 未来志向」、「自分志向 or 他者志向」を軸に4象限に区分けできる。
たぶん、私が意識していた「市場価値」は図のように、自分本位で現在・過去に偏りすぎていた。そして、その意識が強すぎて、後輩の問いに対して自分でもモヤモヤする回答をしてしまったのだと思う。
当然、自分も現在・過去も凄く大事なのだが、組織は1人では存在してないし、みんな未来に向かって生きている。
「いまここ」と「市場価値」を意識する中で、自分の成長を第一に考えて、組織の未来に貢献することをあまり考えられていなかった。
たぶん、自分の成長が組織の発展に繋がればいいな位は思っているのだが、たぶん順番が違う。
組織へ貢献した結果、自分が成長している。
自分の成長 → 組織への貢献 から
自分の成長 ← 組織への貢献 へ
自分と組織の矢印を変えるだけなのだが、矢印を変えると視野が一気に広がる気がする。さっき思いついた話で、明日には忘れそうなのだが、忘れないようにnoteに書いたので、これを決意表明としたい。