【安全基地学級】子ども達に伝える前に、やるべきこと

昨日の週刊安全基地学級でも話をしたのですが、借り物の知識のままでは、子ども達には伝わりません。

子ども達に伝えるには、子ども達の質問に答える必要があります。
その答えは、Q&Aのように準備されていませんから、先生自身が考える必要があります。その時に、自分が経験していなければ、子どもが求めていない答えを言うしかないでしょう。そんな事が繰り返されれば、もう子ども達には届きません。

それは、子どもが原因なのではなく、伝える側の準備不足が原因です。

この話は、色々なところで、色々な先生に話しているのですが、だからこそ先生方が「教える前に、自分で経験する」必要性を教わっていない事なんだと思います。

でも、同じ業界の中にいる人では、それがフツーになってしまっているから、気付く事が難しい。
業界の外にいる民間の人間だからこそ、気付き伝えられる事だと改めて思いました。

子ども達に伝える知識や考えを、自分で経験しているか?
自分を通した知識でなければ、子ども達には届ける事ができません。

実際に自分で経験した喜びや困難こそが、子ども達に伝える源泉と言えます。

そのために、まずは教わる事をもっと先生に経験して欲しい。
教わり、やってみて、疑問を解消してもらう。

新しい事を始めて、誰かに教わって、教え方を体験するのがオススメです。

あ、言行一致はもちろん大切です。
教えている事を実践していない人の話なんて、聞きたくないでしょ?

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