室内熱中症予防で、暑い夏を乗り切ろう!
はじめに・・・
熱中症と聞くと、外出中や運動時におこるイメージがありますが、リモートワークなどの在宅時間増加に比例して、室内熱中症のリスクも高まっています。
ご高齢の方や小さいお子様だけでなく、若い方でも注意が必要な室内熱中症。予防のためには、こまめな水分補給やエアコンの温度調整と合わせて、室内温度上昇を抑えるための工夫がポイントです。
今回は、暑い夏を乗り切る『室内熱中症予防』についてご紹介いたします。
注意!年々増加傾向の『室内熱中症』
総務省消防庁がまとめたデータによると、平成29年に熱中症で救急搬送された人のうち”住居”で発生した割合は37%でしたが、令和2年には43.4%にまで増加しています。
屋外での日傘や帽子、日陰を歩く、暑い日は運動を控えるなどの対策だけでなく、住まいの中でも熱中症にならないよう、できる限り対策をシておくことが大切です。
過ごしやすい環境を整えることで、無理なく快適な夏を過ごしましょう!
夏を乗り切る!やっておきたい熱中症対策
悪い条件が重なると、いつ・どこで・誰がなってもおかしくない熱中症ですが、普段から気にしておくことで予防することもできます。
無理をせず暑さに身体を慣らしながら対策をしていきましょう!
1.日差しカットで室温コントロール
夏場は、外からの熱が窓などの開口部から入ってきています。室内温度の上昇を抑えるには、カーテンよりも『外付け日除け』などで日差しを窓の外で遮り、室内温度をコントロールすることが効果的です。
合わせて紫外線も遮ることができるので、日焼け対策にも役立ちます。
2.エアコン使用中もこまめな換気を
一般的なエアコンは、室内の空気を循環させるだけで“換気”は行っていません。エアコンをつけたまま、窓やドアを2ヶ所開けて換気も適度に行うことが大切です。扇風機や換気扇を併用することで、短時間で換気が可能になるのでオススメです。
3.暑さに備えた身体づくり
日頃から無理のない範囲で適度な運動をすることで、暑さに備えた身体づくりをしておきましょう。また、喉が渇いていなくてもこまめに水分を補給して、脱水症状にならないよう注意しましょう。汗をかいた時は塩分補給も忘れずに!
おわりに・・・
いかがでしたでしょうか。
今回は暑い夏を乗り切る『室内熱中症予防』についてご紹介させていただきました。
今年も暑い夏を健康に乗り切れるよう、ぜひ実践してみてください。