得意を伸ばす

今回は水泳だけではなく、いろいろなことに当てはまる内容です。


まず、いろいろなことで上達を目指すにあたって

苦手を克服する

得意を伸ばす

という選択があると思いますが、自分は後者を基本的に選びます。


苦手ということは、自分の中でマイナスな気持ちがあるので、やはり気分が乗りにくく、トレーニングなどにとりかかりにくくなると思います。

でも、得意なことであれば、前向きに頑張れます。

しかし、得意な部分を突き詰めて、限界を感じ、さらに上達を目指すのであれば、苦手を克服することにとりかかればいいと思います。

人生には限りがあり、自分のやるべきことを取捨選択していかなければなりません。その取捨選択の選択肢は自分にとって前向きに捉えられるものを選んで、とりかかった方が良いのでは?と思っています。


先日、選手コースの高校生(受験生)に勉強が嫌いと言われて、自分はこのようにアドバイスしました。


好きな水泳と無理矢理でも結びつけて勉強に取り組んだら?

例えば、数字だったら、自分が泳ぐスピードを計算するために、当然算数が必要になるし、飛び込みだったら、どの角度で飛び出して、どの角度で水に入れるのが一番スピードが出るのか?を計算するために数字が必要だし、物理学で自分の身長と体重でベストな飛込みの方向が分かる。

歴史だったら、水泳の強い国の歴史を調べたら、なぜその国は水泳が強いのか?ということも分かってくる。

水泳の勉強をする時に、水泳の本を読むためには国語の文章読解力は必須だし、英語ができれば英語の本も読める。YouTubeの動画で英語の水泳動画を見れば、水泳の知識も増えるし、英語のリスニング力も上がる。

なんでも、好きなことにこじつけてでも活かしていけば、楽しく勉強ができるよね?

という話をしました。

若干テーマはずれますが、苦手なことだって発想を変えれば、意外と苦手じゃなくなるかもしれません。

このいろいろと制限がある中で、どう自分のやりたいことを実現させていくか?を考えるのも楽しく人生を過ごす秘訣になるのではないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?