「節分の恐怖👹」 #20字小説 (&子育て日記)
鬼いらない!鬼は山に帰るの!豆だけなの!
【完】(20字)
【あとがき】
本稿は、「#20字小説」の作品です。
「20文字で小説を書く」というルールに沿って仕上げました。
息子の語った実際の言葉に基づいて創った作品になります。
【節分の恐怖👹・子育て日記】
皆さん、節分はいかがお過ごしでしたか?
我が家の子どもたちは、幼稚園で節分行事をやるというので、1月の後半からずっとドキドキでした💓
というのも、毎年の節分行事では、園で大泣き。
しばらくは行きたくない!と泣きわめき、その後の登園自体が困難になってしまうのです。
さらに、節分で園にやってくる「鬼」は、基本的には先生方が扮していると思うのですが、あまりの怖さに大泣きし、帰ってきてからも怖くて眠れないのです。
ひどい時は寝言でうなされる、という恐怖ぶり。
「来ないで〜‼️あっちいって〜‼️」
と目をつぶったまま叫んでいて(笑)、見ているだけで可哀想😢笑
今年もさぞや泣くんだろうな…。
と思って、あえて節分には触れず、静かにしていました。
ところが……一月末のある日のことです。
「そろそろ節分だね。鬼さんが来るやつだ」
と主人がポロリと発言。
その途端、息子の顔はみるみるうちに真っ赤になり、涙がポロポロ(;_:)。
「鬼いらない!鬼は山に帰るの!豆だけなの〜!」
という、20字小説通りの言葉を述べて大パニック‼️
つられて妹もなぜか、
「Nちゃんも鬼嫌い!ママ嫌い!」(なんでママまで?( ノД`)シクシク…)
と泣きだし、カオスカオス🔥笑
なんで節分の話をしたんだ、パパよ……。
というわけで、節分数日前まで、
「鬼いやだ、行きたくない」
とグスグスごねていたため、
ひたすら「恵方巻きを食べる日だよ‼️」と教え込む始末でした。笑
なんとか迎えた節分行事当日。
鬼の話は一切せずに、「お豆を投げて食べる日だよ」と送り出した私。
すまんよ。
泣いて「幼稚園に行かない!」となるのを避けてしまいました🙇☀️
園に送り出した後は、
(今頃鬼に追いかけられて、泣いてるんだろうなー可哀想に😨。
さぞや鬼もびっくりの叫び声をあげていることだろう…)
と思いつつ、どうしようもないので、記事を書き書き。笑
さて、夕方。
「どんな反応かな?」とドキドキしてお迎えに行ったところ……。
意外にも、5歳の息子と3歳の娘の2人とも、今年はケロッとして帰ってきました‼️
5歳の息子は、
「鬼さん、山から降りてきたみたいなんだよ!Tちゃんが豆でやっつけたから、ママ怖くないよ」
と言っており、今年は去年に比べて、大きな成長が見られました‼️✨
そして、鬼は山のどの辺に住んでいて、エサは何だろう?と鬼の生態に興味津々。👹笑
3歳の娘は、
「何言ってんだお兄ちゃん、あれは先生だよ」
と、なんとお兄ちゃんよりもマセガール。笑
妹の指摘に対し、
「違うよ!鬼は山から降りて来てるって、先生も言ってたじゃないか!」
とムキになっているお兄ちゃんでした。
可愛い😍笑
そうは言っても、きっと鬼を迎え撃った2人は、相当のストレスを抱えた事だろう。
労いの意味を込めて、我が家は手作りの恵方巻きでした。
ご想像の通り、息子はルール通りに遂行することが好きなので、
恵方巻きを食べる時は東北東の方角をちゃんと向き、途中でおしゃべりすることも禁止。笑
「美味しい?」
と聞くと、
「ママ、恵方巻き食べてる間は喋っちゃダメでしょ!」
とものすごいボディランゲージで怒られました。笑
もう、恵方巻きを食べる時に言葉を発していけないなんて、一体誰が作ったカルチャーなんでしょうね。
一説には、福運が逃げないようにするため、途中で食べるのをやめず、誰とも話さずに一気に食べきると良いそう。
当然、食べ途中でのお喋りは禁止。
息子のリーダーシップの元、全員で東北東を向き、ものすごく静かに食べきりました。笑
たぶん美味しかったであろう恵方巻きを食べ終わり(笑)、お風呂で上機嫌に「鬼は外~!」を歌って就寝。
今年は鬼にうなされることもなく、平和な眠りにつけたことは、子どもたちにとっても幸せなことでした。✨✨
無病息災、鬼さんに追いかけられない良い子に育ちますように。
(子育て日記・完)
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