小説感想_不手折家「亡びの国の征服者1~魔王は世界を征服するようです~」
今日は久々の小説感想。
そして感想記事では初の紙媒体です。
作品は不手折家「亡びの国の征服者1~魔王は世界を征服するようです~」です。
以前の記事でもこの作品のweb小説版について書きましたがとうとう書籍化されたので早速購入して読みました。
web小説で気に入って書籍版を購入、というのは今までも何回かありましたが数年ぶりな気がします。
以前買ったのはオーバーロードか異世界食堂のどちらかだったような。
最近は小説も漫画も紙媒体で買った物をなかなか読まずに積んでしまうことが多いのですが、この作品は加筆修正も多い、ということですぐ読んでみました。
ちょうど職場が営業自粛中だということもありますが。
感想としてはやっぱりすごく面白い。
小説としての面白さに関しては以前の記事の方に書いたのでこの記事では書籍版としての面白さについて書きます。
まず加筆修正された点についてはいろいろありましたが、純粋にわかりやすくなったり設定や背景が深くなったり、といったバージョンアップ的な印象のものが多いように感じました。
大筋のストーリーでは今のところ特に変化無さそうです。
あとは表紙や挿絵。
正直書籍化となるとありきたりな画風でキャラが描かれてガッカリすることも多いのですがこの作品の表紙や挿絵はとても好みです。
作品の世界観を邪魔しないというかむしろ手助けしているような気がします。
表紙や挿絵が書籍化で個人的に一番良かった点かもしれません。
そのおかげでより楽しく読めたように思います。
web小説の書籍化は売上が悪いと中途半端に打ち切られることも多いらしいのですがこの作品はぜひ続刊して欲しいです。
まだ1冊しか出ていませんがweb小説でいう24話くらいまでの内容なので少なくともあと10冊は必要ですね。(webでは現在267話まで公開されている上まだまだ終わりそうにないので)
というわけでこの作品はおすすめです。
興味ある方はぜひ読んでみてください。