むかしのことばが、いまにひびくね
『糸井重里と仲畑貴志のコピー展』にいった。鎌倉のカフェ「アピスとドライブ」にて4月21日まで金土日のみ開催されている展示。新緑のにおいと風を感じながら妻と自転車でぴゅーっと。不勉強でお恥ずかしいのですが、知らないキャッチコピーもたくさんあったなぁ。TCC(東京コピーライターズクラブ)のみなさんが、おふたりのキャッチコピーを選び、そのコピーについてTCC会員のみなさんがコメントをしている。これだけことばを浴びたのも久しぶりだ。
キャッチコピーを集めた本でもこのような構成のものはあるが、展示されるとまた受け取り方がちがうものだ。これはネットなどの個人的に楽しむメディアと、テレビや新聞などの多くの人が楽しむマスメディアとのちがいのようなものがあったのかもしれない。そういう意味では、糸井さんと仲畑さんのキャッチコピーをマスメディア疑似体験をいまできる貴重な体験だったのかも。広告が好きな人もきらいな人もぜひ!
「アピスとドライブ」というカフェは鎌倉の銭洗弁財天のちかくにある。ちいさなお庭があってとてもステキな雰囲気。和室に貼られたコピーを見ながら庭からの心地よい風が入ってきて人がたくさんいても息ぐるしくならないのがよかったな。鎌倉を感じられるコピー展もめずらしいと思う。心おどったり落ちこんだりと静かな空間で感情はいそがしかったのだけれど、『イソガシイ時ゃ、夢がヒマ』と自分を奮いたたせた。これは以前、本で触れてたはずなのに、とても新鮮だったな。40才のおじさんがこのコピーで奮いたつなんておかしな気もするけど、まだまだこれからだぞ。「だって、そうじゃん」と思いながらお店を出ようとしたら、大きなたけのこが置かれていた。たけのこ好き夫婦としては見逃すことはできなかったところを、お店の方に声を掛けられた。お庭でとれたものらしい。お言葉に甘えていただいた。鶴岡八幡宮の参道を歩いて桜をみて、また自転車でぴゅーっと。たけのこのアク抜きをせっせとしました。
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