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#006|器械出しの「勉強範囲」を決めるには
よく器械出しは「勉強法が分からない」に陥るのですが、多くの場合、問題なのは勉強法ではなく勉強の範囲。この辺りの事実について、前回のnoteで詳しく説明しました。
今回のnoteでは、具体的に勉強の範囲を決めるにあたって必要となる考え方をお伝えします。
勉強の範囲は個々に異なり、自分で決めなければならないいきなりで申し訳ないのですが、器械出しの勉強範囲を決めるにあたって、万人に共通する方法はあり
#004|洞察力を磨く要素の欠如と器械出しの傾向
前回のnoteでは、器械出しの洞察力を磨く4つの要素を使って、自分自身が強化すべき要素を見つけ出す方法を紹介しました。
具体例として4つの要素のうち「手術手技」が欠如したケースを紹介しましたが、今回のnoteでは、他の要素が欠如した場合に器械出しはどのような状態になるのかを紹介していきます。
これまでのおさらい今回のnoteを理解するためには、これまでのnoteに目を通しておく必要があります。
#001|器械出しにおいて何よりも大事なこと
器械出しに携わって15年が過ぎ、気が付けば「約20年、器械出しやってます」と言えるほど長い時間が経ちました。
いろんな経験をしましたが、良い経験もあれば、逆に思い出したくないような嫌な経験もあります。間違った器械渡すと不潔野に放ってしまう憎めない外科医とか、死ねと叫ぶ生理的に受け付けない外科医とか笑。
良い経験は自分自身を成長させてくれるけども、器械出しスキルという点で考えれば、嫌な経験から学
#002|器械出しの洞察力を高める4つの要素
昨日のnoteでは僕の器械出しに対するポリシーを紹介ました。
要約すると、「いかなるときでも要求される器械を間髪入れず渡したい」というのが僕のポリシーです。
器械出し経験がある人なら分かると思いますが、間髪入れず器械を渡すためには「言われてから器械をピックアップして渡す」では遅いんです。
理想的なのは、言われる前に器械を手に持っている状態。手に持っていないにしても、少なくとも目の前にある状態で