雑に投げると雑に返ってくる
こんにちは。
企業内の話で、
少し感じたことです。
なかなか進まない案件について、
早期に進めなければならない場合。
とりあえず、関係各署にHELPを求めるのはひとつの手段だと思います。
確かにそうなんだけれども。。。
しかしそれよりも先に。
今の現状を整理するのが先ではないでしょうか。
物事を動かす時の流れとしては当たり前に感じるのですが、
①今の現状を把握する
②これから変えるために必要な項目、フォーマットを提示する
③関係者が、いつまでに何をどうすれば良いのか、を明確にする。
この3つをまとめた上で、
関係者に打診する。
ひとまず、ファーストステップは、この流れなのではないでしょうか。
進まなかった案件については、
今まで進まなかった理由があるはずなので、
まずはその理由を、担当者自身が洗い直さないと解決策や方向性についても見えてきません。
特に、関係者が多い場合、
やみくもに打診しても、全員が「なんかよく分からない」けど、とりあえず言われたから?のスタンスで進めることとなり、
着地点が見えない。。「で、何をどうしたらいいの?問題」に発展します。
このように「案件を早く進めたいから」と言って、関係各署に変えたい項目だけを丸投げしても、
当然、熱量が違うので、
思った回答を得られず、結局考え直さなくてはならないムダが発生してしまいます。
これは打診している側の、
洗い出しとイメージ不足によって起こってしまうので、やはりHELPをする前に、
自分で考える。
ことが重要なのだと思います。
もちろん
あくまで早急に動かさなければならない「進まなかった案件」の話なので、
案件の内容によっては、作業の順番や精査の仕方は変わるかと思います。
しかし、
どの案件にしても、
打診する手順や、関係者の業務状況を考えた上で動かないと、
結局は人と人の話なので
協力体制をとるのが難しくなってしまいます。
いわゆる
雑に投げると雑に返ってくる。
それは誰もが持っている心理だと思います。
だからこそ、
早急に物事を進めたいならば
逆にじっくり自分で考えて、
今の現状を整理した上で、
ひとつひとつ周りも含めてイメージできるように作り上げていく
この流れが必要なのではないかと思います。