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自分を「十分に」ケアできてる?

コーチングの学びとクライアントさんと出会うの両立を実験中のなほです。
毎日楽しいが向こうからやって来ます。

普段、誰のお世話をしていますか?
自分で自分を労っていますか?
仕事は楽しいですか?

自分で自分を慈しむこと、以前よりも耳にするようになったと思います。

私は、看護師をしていたのでセルフケアという言葉がわりと耳なじみが良いのですが、まずは自分のことを十分にケア出来ることが大事なことだと思います。

書評の中の言葉があまりにも今の時代を移している気がしたので、そのマンガが気になったのもあるけれど、「自分で自分をケアすること」について改めて考えたいと思いました。

最低限のケアが出来ることと、「十分な」ケアが出来ることには大きな差がある。
「十分」は、自分の基準で愛着や喜びを感じられること、時間をある程度かけられること。


『ごはんが楽しみ』の書評から

日本社会には自分を十分にケアできる人があまりにも少ないからだと思う。現代人の「食事」や「自宅」という領土を、仕事と消費がずいぶんと占領してしまい、自分を大事にする時間も欲望も激減した。愛着のない家。愛着のない食事。愛着のない寝具。低質な睡眠のあと自分を再び苦行に向かわせる。自分を喜ばせるなんて面倒。

朝日新聞2024年12月28日付 読書面から

なんだかドライな毎日の繰り返しだ、と感じました。
けれど、ここに書かれていることを全然否定する気にはなれなくて、そうだよね、って思いました。

自分の人生なのに、私の場合は仕事に占領されていて時間もだけど頭の中も占領されていたと思います。

食事と自分のケア

このマンガは、食事のマンガだけど私も食べることとケアは深いつながりがあると思います。
自分のための食事を作ること、特に1人暮らしをするようになってからは、そこを私は手を抜かないように努めてきました。

自分をケアする方法や大事にする方法っていろいろあると思うのですが、私は看護師をしていたこともあり、健康に過ごすために自分に手をかけること=ケアだと認識しています。

健康に過ごすためには食事、睡眠、運動。

中でも食事は毎日欠かせないものなので、お弁当も作って持参していました。
お料理できるようになりたい、もありましたが、私を大事にする=健康的な食事を自分のために作るでした。

人によって何を大事にするかは比重が違うと思うのですが、睡眠も私は大事で、睡眠時間を確保すること、その質を上げることも努力しています。

この冬は、敷毛布と掛け毛布を新調して肌触りも良いし保温もばっちりで睡眠環境が良くなりました!!

「十分」の基準

これも人によると思います。
例えば、「食事で十分に自分をケア出来ているの基準は?」と聞かれたら何と答えますか?

外食をほとんどしないで自炊が出来ている。
脂っこい食事を控える、間食を控える。
外食の頻度が前より少ない。
コンビニでお弁当を選ぶ時はカロリーを気にして選ぶ。

それぞれ違います。

引用した書評では、「時間」が十分にあること、自分を喜ばせる、愛着がポイントとなっていると思いました。

最低限のレベルではなく、「十分」の基準を上回るには、自分が喜べることが大事で、それには時間が必要。

それを踏まえてもう一度考えてみると、先に私が挙げた十分の基準はもしかしたら十分に達していないこともありそうです。客観的に見て、ケア出来てるという視点の方が強そうです。

外食をほとんどしないで自炊が出来ている。

これは一見すると十分ケア出来ているに達していそうです。
けれど、そのために休みの日も作り置きをしたり、どんなに残業で遅くなっても簡単なもので良いから作って食べることをしているなら、それは自分を喜ばせたり、愛着がわいている状態ではない。

同じ状態でも楽しくやっていたり、喜びだと感じていられているかはまた違う問題としてありそうだと気づきました。
客観的に見て、自炊出来ているならケア出来ているじゃんと思うけれど、
どんな気持ちなのか時間にゆとりはあるのかという条件を足すと、「十分」ではなさそうだと感じました。

けれど、逆に言うと、愛着や自分が喜べるポイントさえ押さえられたら、一気に「十分に」自分をケアできているに近づく可能性が開けます!!

「先月より外食の頻度が減ってるな、いいぞ私」と思えていたら、
それは「十分に」自分をケア出来ている。

まとめ

生活のあらゆる所において愛着が感じられなくなっているのは、黄色または赤信号です。
けれど、何か一つでも生活の中で自分にとって大事にしている部分において、愛着がわくような一工夫やそれが出来なくてもいつもより時間をかけることはすぐにでも出来るのではないでしょうか?

休息のためにシャワーではなくてお風呂にお湯をためてゆっくりお湯につかる、も「十分な」ケアです。

自分を喜ばせるまで持っていけたら、十分の基準はクリアです。
何に喜びを感じるのかはそれぞれなので、あなたにとっての喜びポイントを見つけて生活に少しでも取り入れて欲しいと思います。

自分を十分にケアすることには、客観的な視点は持ち込まずに、自分中心でいきましょう。

来月体験セッションをご案内予定です。

私のコーチングの学びを一緒に歩いてもらえる継続クライアントさん(指導を受けるために録画にご協力頂ける方)を探しています。

ご興味のある方がいれば、プロフィールのXのDMよりお声がけ下さい。

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なほ|ライフコーチ 好奇心がコンパス
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