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学びを支援するには?

コーチングの学びとクライアントさんと出会うの両立を実験中のなほです。
毎日楽しいが向こうからやって来ます。

私の学んでいるコーチングスクール(THE COACH ICP)では、学びを支援する立ち位置で先輩受講生が授業に参加します。がっつり参加ではないけれど、支援します。
オリエンテーションを受けました。

具体的には、実践練習をする時に人数の関係で受講生同士の人数が合わない時などにワークの相手役をします。休み時間にお話ししたり。

カルチベーターと呼ばれ、「耕す」という意味があります。

場を耕す人。

もうすでにこの呼び名だけで、かなり考えさせられます(笑)

何かを人に教えたり、先輩として指導したことはありますか?
教えるのは得意ですか?
逆に教わるのは好きですか?
学びをサポートしたことはありますか?

私は、教わることも教えることも好きです!
学ぶことが好きなので、教えてもらうことは楽しいし、学びは取りに行くものだと思っています。素敵な指導者に出会えると最高です!
優れた技術や知識のある人が教える才能があるかというと、イコールではないこともありますが、イコールの時は最強だな、と思います!

また、教えることに関しては、教師が向いているのでは?と言われたことがあります。
仕事では後輩指導もそれなりにはやっていたし、バイトで塾で教えたりもしていました。
教えることで学ぶこともたくさんあります。

教える、それも自分の知っている知識を共有するのが私は好きなのだと思います。相手に評価されたいのだと思います。

ティーチングではない、そして教えることを真正面から担うのではない、場を耕す、学びをサポート・支援することについて考えます。

学びを最大化するにはどうする?
相手が考えられるように関わる


コーチングの学び

普通に知識を教えるのではなく、コーチングの学びを支援するという所に1つ深さがあると思います。
コーチングは、知識というよりも実践で身につくことが多いです。体感することで分かることも多いです。
また、決まった形があるものでもない。

ある程度はスキルや知識も必要だけど、対話なのでその場で生み出されるものが大きいです。
互いの人と人としての関わりの中から生まれるもの、見えてくるものがあります。

大前提、コーチングに決まった答はない

クライアントさんの中に答はあると信じて関わるので、1つの例としてこんな関わりが考えられるね、はあっても絶対的な正解はない。

難しい。

そして、コーチングの学びは与えてもらうというよりは、自ら考えてそれぞれが作る、育むものというのが近いと考えます。
学びの場では、みんなで作っていきます。

考えさせる 問いを渡す

まさにコーチング的な関わりですが、決まった答はないので質問にはもちろん対応しますが、普段の知識を教えてもらうような感じの答を教えることは、おそらくありません。

思い出すのは、教えるのが上手な先輩は、質問に質問で返してくるというパターンです(笑)

看護の世界にいたから、もしかしたら多かったのかもしれません。
自分で考えて判断する力を養うことが大事だからです。医師の指示はありますが、ある程度は自分でアセスメントする力が必要です。

分からないことを質問すると、「どうしてだと思う?」と返ってきたり、「なんであの時にこうしたか分かる?」と聞かれることがありました。
まずは自分で調べたり、分からなければどんな意図があったのか教えてもらう流れでした。正しい根拠や知識を押さえさせるという場合もありましたが、自分で考えて判断するということを練習する意味もあったと思います。

一旦、考えさせること。

これは、コーチングに限らず学びを支援する時に大事な関わり方だと思いました。

知らないことを教えること、正しいことを教えることも大事だけど、考えた上で教えてもらうことでより自分のものになると感覚的に感じます。
経験したことのある人なら、分かる感覚だと思います。

一緒に学ぶように?

受講生と同じ目線で学ぶ立場で臨んだら良いのかな?と思っていましたが、そうでもないな、と思いました。
確かに、学びたい気持ちもあります。
けれど、それではカルチベーターとして場を耕すには不十分だと思います。

確かに、近い目線を持つことは大事だけれど「学びを支援する」ためには完全に同じ視点で参加するのは違うよね、と思いました。

これ、同じ目線で参加する方が確実に簡単!

受講生よりもほんの少し長い時間学んでいるので、ちょっぴり知っていることや経験もある。

それを活かしながら、かつ学びを支援する。

先回りしていろんなことを教えてしまうのは簡単で、さらに答らしきものを伝えた方が簡単。

けれど、それでは確かに学びはあるけれど、学びを最大化できる関わり方ではない。

難しい!

伝え過ぎないこと。
これを教えてもらいました。学びを最大化するとは、自ら成長していくことを支援することなのかもしれないな、と思い浮かんだので書いておきます。

伝え過ぎない

この言葉が何回か出てきていて、印象に残りました。
私、伝えたいが強い人間だと思っているので注意しなきゃな~と思いました。

伝えることが親切なこともあるけれど、相手が自ら学ぶ機会を奪うことになりかねません。

先輩ポジションをとる?

カルチベーター、ほんのちょっぴり先を行く先輩が担当します。
ならば、先輩ポジションでいけば良いのか?

これも私は考えていたことでしたが、それは手放して良いがオリエンテーションでお話しすることで分かりました。

私も学びの途中です。
ほんの少し先を歩いているのかもしれないけれど、先輩としてふるまわないと、という力みはできるだけ置いて関わろうと思いました。

邪念と言えるのかもしれませんが、練習相手になる時に先輩だからうまくやらなきゃみたいな感情がわきあがることもあるかもしれませんが、そうではなくて、その場では対等に関わることがお互いに学びの時間として豊かな時間を作れると感じました。

安心できるように

コーチングを学ぶ場であることに加えて、THE COACH ICPの心理的安全性は突出して高い場であることは間違いなく私が保証します!

あまりにも心理的安全性が高かったので、転職した時、普通に辛かったです(笑)
健やかな雰囲気に慣れすぎて現実の厳しさが辛かった汗

受講生の学びを耕すために、安心・安全な場であることは大事だと思います。コーチングにおいても大事だし、学びにおいても大事です。

一方的に知識を教えてもらう学びではなくて、お互いに実践をしたり、意見を伝えたり、感じたことを出したり、分からないことを質問したりすることが必要です。
そうしたことをするためには、安心できる場であることが何よりも大事だと思います。

そのために、表情をよく観察すること、困っていないかな?という視点で見ることは、1つ場を耕すために出来ることなのかな、と思いました。
言葉にして出せていたら良いけれど、出せないこともあると思うからです。

また、あなたのことをちゃんと見ているよ、聞いているよが分かるように、反応を返すことを意識したいです。
わりと私は非言語の情報(表情、身ぶりなど)をたくさん発している人間なのですが、画面オフ・ミュートになるとそれらは無効になるので、文字で伝えられるようにしたいです。

まとめ

実際にカルチベーターをするのは少し先のことになるので、この気持ちや考えたことを備忘録の意味も込めて書きました。

場を耕すは意識するけれど、気負い過ぎずに一緒に作る気持ちを大切に。そして全体を大丈夫かしら?のあたたかい目で見る。

「教える」ことや、「学びを支援する」ことについてちゃんと学んだことはなくて、先輩として仕事を教える時にもちゃんと教育することについて学んだ訳ではなく、感覚でやっていました。
ちゃんと教育することを学んだ人から教わりたいなと思うような先輩もいなくはなかったし、私自身も何となくでやっていたことでした。

「教育」について、知識として学ぶ場ではありませんでしたが、学びを支援する、それも学びを最大化するには?について考えられた機会は私にとってとても貴重な時間でした。

このテーマ、教育を実際にやっている人とぜひ語りたいテーマだなと思いました。
学校の先生をしている友達に今度ぜひ聞きたいです!
1対1で教えるのと複数人に教えること、また相手の年齢や発達段階によっても違うと思いますが、面白いなと感じました。

また、授業が近くなったら読み返そうと思います。
(メモ:とても疲れるそうなので、3日目は後に予定があるのでちょっと寝るアドバイスをもらった、コーチングの練習入れてるよね~)

講義に近い形で知識を教えることは誰にでも出来るのかもしれませんが、より深い所まで理解する、生きた学びを得る、掴んでもらうためには双方向のやりとりが1つのポイントなのかなと思いました。

オリエンテーションを開いてくれたみりちゃん、一緒にオリエンテーションに参加して下さった皆さんに感謝です。
学びは、自分が学ぶこともだけど、それを支援する側もとても興味深いなと思いました。


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なほ|ライフコーチ 好奇心がコンパス
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