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対話のコツって何? 言語化マニアしのぶさんとの対話から学ぶ コーチング・コミュニケーションへ活かせること
コーチングに全振りだ!と生きるのが楽しくなっているnahoです。
鮮度がやっぱり大事なので、アウトプットします。
言語化マニアのしのぶさんのミヒラクセッション(単発)を受けさせてもらいました。
その中で感じたことがコーチングセッションを受けたのと同じような感じがした、ということです。
単に気づきや発見があった、風穴があいたよということが共通しているだけではなく、時間の尊さに同じ感じを抱きました。
私は、コーチングセッションは健やかであたたかくて尊い時間だと思っています。
普段の会話、どうですか?
対話とまではいかなくても、会話はしていると思います。
その会話、対話になっていますか?
双方向でやりとりするのは難しいと感じます。けれど、少しでも良いコミュニケーションになればと思うので、
コーチングを受けたのと同じような感じがしたのはどうしてか?
を考えることで、コーチングに活かせることを見つけたいと思います。
しのぶさんとのセッションがどいうものだったかというと、対話しながらマインドマップにまとめて、私の言葉を引き出してもらう対話です。
コーチングと同じようなシチュエーションであったことも関係していると思います。
しのぶさんとのセッションとコーチングの共通点は、
1対1の対話であること、
信頼関係が構築されていること、
安心できる場であること、
答は相手の中にあると信じること、
相手を応援していること、
好奇心を寄せること、
双方向のコミュニケーションであること、
双方向ではあるけれど、話し手と聴き手が大まかに決まっていること、
クライアントさんのための時間であることです。
コーチングは継続的に現在進行形で受けているのですが、それ以外で1対1で対話するサービスを受けたことはなかったな、と思います。
メンタルダウンした後で、看護師としてまた働くことを考えた時に、カウンセラーさんに話を聴いてもらったことがあります。
その時はメンタルが回復した状態で聴いてもらったので、正しいカウンセリングの使い方ではなかったけれど、プロに話を聴いてもらったのはその位かなと思います。
コーチと呼ばれる人以外と対話することからの学びがあったので、意識してそういう機会を持ちたいと思いました。さらに、普段の会話(対話)からもコーチングに活かせることがないか?のアンテナを立てたいです。
お互いがある程度知っている。理解しようとする姿勢を感じる。
セッションの前から信頼関係の構築は始まっている。
お互いを尊重、特に相手を尊重する。
言葉を尊重することは相手を尊重すること。
心理的安全性と事前の自己開示
初対面、話すこと、自己開示が苦手なので、初対面の人と話すことは私にとってハードルが高いです。なので、初対面で複数人は苦手です。
だいぶ苦手感は減ってはきていますが、苦手です。
けれど、しのぶさんに対してはそんなに緊張する、自己開示できないとあまり感じませんでした。
継続的にコーチングしてもらうためにコーチを選ぶ時にも、初対面で1対1で体験セッションを受けるという場面を私は経験しているのですが、そちらの方が緊張は高かったと思います。
コーチングの体験セッション、めちゃくちゃ疲れた印象があります。セッション中は自覚していなかったけれど、終わると緊張してたなと感じました。
私が変化しているということもありますが、今回は緊張があまりなかったです。
なぜ?
話しにくいとも感じませんでした。
私のことをある程度知ってくれている、という安心感があったと思います。
しのぶさんの人に対するフラットで落ち着いた雰囲気もありますが、事前にヒアリングシートを記入していました。
その中で、今回相談したい、話したいテーマについてはもちろん書いたのですが、私の本質的な部分についても書きました。
セッションで話す上で、その人自身について知る、理解するということが必要だからその項目が設けられているのだと推察します。
私が相手の情報を知るということはコーチに関しても出来ましたが、コーチに事前に私のことを知っておいてもらうということ出来なかったです。
話したいテーマだけを伝えるということはあっても、私自身について情報を提供したことはありません。
ヒアリングシートを通してすでに自己開示していて、かつ私のことを理解しようとしてくれている。そう感じていたからだと思います。
直接会ってはいないけれど、ヒアリングシートを通して伝わるしのぶさんの人となり、知りたいと思っていますという気持ちが伝わってきたから、安心して初めて話すという場でもそんなにハードルが上がらなかったのだと思いました。
術前訪問と同じことだと感じました。
オペナースだった時に、前日に患者訪問をしていました。手術室へ入室してから麻酔がかかるまでの説明と情報収集が主な目的です。
もう1つの目的は、そこで一度対面して話す時間を持つことそのものです。話をすることで翌日に手術室で顔を合わせた時に患者さんに安心感を感じてもらえます。手術を受けるという経験はそんなに何度もあることではないし、非日常なのでとても緊張します。
自分の知った人がいる、昨日話した人がいる、自分の病気や不安について理解していくれている人がいることは大きかったと思います。
これと同じで、あらかじめ私のことを知ってくれているという状態は、心理的安全性につながったし、会う前から信頼関係ができていたのだと感じました。
これは、ヒアリングシートだけでなく、事前にやりとりした連絡での配慮も関係していると思います。私はしのぶさんに誠実さを感じました。
「セッションの前から信頼関係を作ることは始まっている」というnoteを書いているのですが、今書いていて「これを体験したんだ」、ということに気づきました!!
相手を尊重する
これは、改めて大事なことだと感じたので再度書いてみます。
当たり前に大事なことだし、コーチングに限らずコミュニケーションにおいても、そもそもの人と人が接することにおいて大事です。
特に、私は価値観として大事にしています。
今回のセッションでは、私の言葉を尊重して頂いたということをすごく感じました。ここから、私は私自身を尊重してもらっていると感じました。
言葉を尊重することが、相手を尊重することにつながる。
この気づき、無意識では分かっていたのかもしれませんが、言葉にしてみることですごく腑に落ちたなと思いました。
そのまま「私の言葉」を使って対話を進めることで、尊重してもらっているとはっきり伝わってきたし、私の場合は、自分にとってしっくりくる言葉があるから、あえてその言葉を使っているということもありました。
こんなことを書かれていましたね、という言葉も私の言葉をそのまま引いてもらっていたので、私のことを理解しようとしてくれていると感じました。
そのまま相手の言葉を使うことが必ずしも良い訳ではなく、分かりやすい言葉に言いかえることもありました。このさじ加減がプロなのだと思います。
けれど、圧倒的に私の中にすでにある言葉をたくさん引き出してもらいました。
「引き出す」が、重要ポイントで、なぜ引き出せるのか?
1つは、しのぶさんが私の中にあると信じてくれていたからではないか、と思います。
直接、もう言葉や思いは私の中にあると思いますよと言われた訳ではないけれど、信じて私の言葉を待ってくれていたのではないかと感じます。
信頼関係。ここがやはり基本です。
そこに、問いの力です。加えてフィードバック、要約すること。
自分では考えたことのなかった問いを投げてもらうことで、考えます。
その考えるも信頼関係があるから真剣に考えようとします。
受講中の講座の仲間とコーチングについて話していて、
クライアントさんは、核心をついた質問でも、信頼関係があれば必ず真剣に考えてくれる
と伺いました。
これもいかに信頼関係が両者の間で成立しているかが大事という話の中で出てきました。
クライアント経験としてすごくこれを実感していて、痛い所や避けたいことについてもコーチングではふれるので、そこを考えようと思えるのはコーチへの信頼なくしては出来ません。
コーチングに活かすという視点で考えた時
クライアントさんのことを事前に知ろうとすることが良いことなのか?という疑問がわきます。
今回、初対面で緊張があまりなく自己開示に抵抗を感じなかったのは、知ってくれているという状態があったからです。
コーチングセッションにおいては、まっさらな状態で向き合うことが大事(ジャッジしない)なので、事前にたくさんクライアントさんのことを知ることはどうなんだろう。
セッション自体は、クライアントさんについてどれだけ知っているかということは体験セッションにおいては関係しないと思います。
セッションの前に信頼関係を築いて、話しやすくするという土台を整える効果はありそうです。
答は出ないけれど、私がクライアントの立場であれば、コーチにも少し私のことを知ってもらえていた方が、話しやすいなと思います。
事前に知るではなく、アイスブレイクの段階でお互いを知ることで信頼関係が築けるように意識したら良いのかな?
今時点の疑問と私が考えることを置いておきます。
まとめ
言葉によって対話しているので、コーチングにおいても普段のコミュニケーションにおいても、言葉を尊重することを意識しようと思いました。
コーチングにおいては、必ずしも言葉だけでなく全方位で相手の事を感じることが必要ですが、だからと言って言葉の重みが減る訳ではないので、クライアントんさんが発する一言、一言を大事受けとれるようにすることを改めて学ばせてもらいました。
言葉そのものを受けとること、言葉になっていない思いや感情を感じること、そのどれもが大事だけれど、今回は特に「言葉」を尊重すること、受けとれる、逃さずに掴むことについて感じるものがありました。
また、基本の基本が信頼関係だ、
ということもコーチングについて向き合って考えているので最近よく出会うのだとは思います。
しかし、「こうやって信頼関係は築くんだよ」ということをクライアントの立場からしのぶさんに経験させてもらったと感じました。
ありがとうございました!
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