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どんな人に自分の思う価値を届けたいか?考えるヒント「仕事を作る」 ~言葉の道しるべを紡ぐ|しのぶさんからの学び~
コーチングに全振りしているnahoです。
ただいま、コーチングモニターセッションを受けて下さる方を募集中です(2024年10月11月)。ぜひ下記のnoteもチェックしてもらえると嬉しいです。
ミヒラクセッションを受けて、コンセプト、
私の提供したい(できる)価値とクライアントさんが欲しいと思える価値の重なる所について考えてきました。
今回、今の時点での形として言葉にできたので、言葉の道しるべを紡ぐ人であるしのぶさん(コピーライター)から学んだことを書きたいと思います。
自分の仕事を作りたいと思っていますか?
フリーランスとして活動したいですか?
起業したいと思う?
などなど、自分で仕事を作っていく上で、どんな人に届けたいのかを考える人には何か感じてもらえる所があればと思い、書きます。
自分のことを考える、私が伝えたいことは考えられる。
自分のやりたいと感じていることなので、ある意味自然なことです。私は価値を感じているからこそ、これを届けたいになります。
けれど、相手の視点に立つということが終始私は難しかったと感じました。
まずは、自分の中で届けたい価値を徹底的に言葉にする。それも自分の言葉で相手に「伝える」ではなく、「伝わる」レベルが望ましい。
相手視点に立つとは、相手になりきること。
自分が価値だと感じることを明確に言葉にする
相手視点に立つことは必要ですが、まずは自分が届けたい価値、感じている価値をとことん明確にすることがまず大事です。
私は、ミヒラクセッションで、しのぶさんに私の言葉を引き出してもらいました。それについては先に引用したnoteに書いていますが、自分の中で言葉にするという所まで持っていっていないと、出せません。
わりと私はこうやってnoteに書いているように思っていること、考えていることを言葉にすることが出来ます。考えていることをそのまま書き出す、これは人に言われないと気づきませんでしたが、これが苦手な人もいます。
そして、こんなに考えて言葉にしてきていても、ここはちゃんと考えていなかったなという所に気づかせてもらいました。
その場でふんわりとしたことは言えるけれど、もっと深掘りして明確にしておかないとダメだと感じました。
クライアントさんに届けるためには、どうしても言葉で届けることが多いので、伝わる言葉にすることが大事です。
具体的には、私の場合は、
私がコーチングによってどんな変化をしているのか、または良かった、メリットだと感じていることについてでした。ふんわりとは体験しているので感覚で分かっていたけれど、自分の言葉で語れるようにまではなっていなかったので、考えました。
これを考えることがそのまま私の提供したい価値であり、コーチングそのものではなく、コーチングによって生じる変化であり、価値だからです。
この届けたい価値は、
自分の大事なこととつながっていて、価値観やビジョンを持っている人は、それらが助けになります。
また、自分の「痛み」が私の場合は大きなカギとなりました。過去の私のような人に届けたいが、届けたい人の最初の出発点だったので、1つの例として見てもらえると嬉しいです。
自分のときめき、好奇心がヒントになる方もいると思います。
考えた結果、私はエネルギーを得た瞬間があって、やりたいが今までもありましたが、その球の中心になっている何が何でもこれがやりたいを掴めました。
届けたい人そのものになる
当然、自分が届けたい価値についても考えるし、届けたい相手についても考えます。その人がどんな人かについて。
私も考えてはいたけれど、それは私から見えるクライアントさん像(お客様)であって、届けたい人そのものではない、ということです。
ここが難しいけれど、最大のポイントでした。
これを理解することが私は時間がかかったと思います。
相手視点、それもなりきる位の相手視点です。
私から見えているクライアントさんは、いろんなことを理解し過ぎている、自分のことがすごくよく分かっている人になっていました。
「今の私」を通して見える姿は、見え過ぎな状態。
今の私が、過去の私を見ていることとイコールなので(過去の私が届けたいクライアントさん像だったから)、振り返って見ていた訳です。
だから、当時は気づいていなくて今考えるとそうだったよね、という変化した後の私(より当時の状態を理解した私)から見える姿になってしまっていました。
具体的には、自分を犠牲にして相手の顔色ばかりをうかがっていて、他人軸で生きていたな、ということが挙げられますが、
それって今の私が思うことで、当時の私が自己犠牲してばっかりで嫌だなと気づいていたか、と言われると気づいていなかったです。
それが当たり前だったし、患者さんを優先することの何がいけないのか?親の価値観に反しないように生きることがそんなにしんどいことなのか、分かっていませんでした。
変化した後の私なので、なりきるのは難しかった。
イメージとしては、心の深い所を言葉にして出してきているのが、私の目から見えるクライアントさん、つまりは過去の私のような人です。
けれど、相手視点に立つというのは、そんなに深い所(インサイト)は、自覚していないことがほとんどと言っていい。だから、とても浅い表面的な所、逆に言うとよくあるお悩みや困りごとのようなレベルまで広くする、具体化することが必要でした。
相手の目になる
届けたい人そのものになるを凪いだ海のような人から私は1つの方法を教えてもらいました。
マーケターの森岡毅さんが、新しいレジャー施設を作る際にターゲットを調査する際に、
「相手の目になる」とおっしゃっていたそうです。
アジア圏の人たちがターゲットだったそうですが、何を見て、何を食べて、どんな街並みを見て、どんな服を着るのか。その人たちの目になって世界を見るそうです。そうすることで、どんなレジャー施設にすれば来てもらえるのかを考えることができるとのことでした。
これは、コーチングセッションを行う時の感覚の1つとして共有してもらったのですが、届けたいクライアントさんを考えるにあたっても使える考え方だと感じます。
どんな悩みがあるのかな?
この問いを私は持てていなかったと思います。
こんな人っていう状態では考えられたけれど、
じゃあ何で困ってる?何に悩んでる?どうなりたいのかな?
の3つは具体で考えられて、とても使える質問でした。
クライアントさん像に当てはまる人が身近にいれば、インタビューするのが近道だと思います!
私が考えていた心の深い所は抽象的になりがちでもあり、具体的な方が届きやすいです。
相手に「伝わる」が、ポイントです。伝えるではない。
価値の明確化は、相手に何を提示するのかです。
その1つが、どうなりたいの先にある未来だよと教えてもらいました。
伝えたい>相手が知りたいこと、求めること
けっこうこの感じでずっと来てしまったなと思います。
これは、私だけなのかどうなのか分かりませんが、私は人に伝えたいがけっこう大きいと思います。
だから、「伝えたい」がたくさんあって、それをしようとすることで相手視点になることが難しかったと思います。
伝えたいの方法の1つがnoteです。
また、発信には受け手がいることをあまり意識していませんでしたが、届けたい相手がいること、その相手に届くことがはじまりになると思うので、今回、相手視点で考えようとしたことは今後私がコーチとして生きていくために必要なことだと思います。
伝えたい、誰に?
そして、それは相手が知りたいことなのか?
の視点が今後情報を発信していく上では必要だと感じました。
すべてを相手が知りたいのか、届くのかばかり考える必要はないけれど、そのバランスを見ることが課題だと感じます。
まとめ
学びの中から大事だと思うこと2つに絞って書きました。
今回、考えられるぎりぎり深い所まで、どんな人に届けたいのか、私が大事にしたいこと、価値だと感じることは何なのかを考えたことで、本質的な私が価値だと感じること、つまり相手に届けたい価値を握ることができました。
それを伝わる言葉(具体的)にする作業も、どの程度の具体なの?とよく分かっていませんでしたが、始めていない段階の時点でここまで形にできたのは、しのぶさんのおかげです。
ありがとうございました。
実際にクライアントさんと出会う中で、今後も考え続けていきます。
マガジン「コンセプトを考える」に、私の考えた軌跡をまとめているので、ご興味があれば、そちらもご覧下さいね。
▼以下は別の視点からのしのぶさんからの学びです。
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