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AIとマイクロノベルで描いてみた 008 「ぬいぐるみ王」「魔神」「甘い恋」
AIよ、わたしが書いたマイクロノベルを受け取り、美しいイラストを授けてください。
(機械を神格化する不健全な世界が誕生した、という表現)
AIはわちゃわちゃ楽しい絵を描くのが好きなのかな。ぬいぐるみ「たち」とついているだけで、ぬいぐるみが大量生産されてしまう。やりすぎると不気味だ。
これはたとえ話なんだけど。
AIはティッシュ箱のような物なんじゃないかな。中にはたくさんのデータが入っている。
AIで美しい絵が生成できる人は箱の中の「狙った一枚」が取り出せる。
ぼくはそれができないどころか、一気に五枚ぐらい引き抜いている。それをAIがまとめるから、ごちゃごちゃ絵になる。
そんな仮説を考えている。
022(912)
『口を慎みたまえ。君はぬいぐるみ王の前にいるのだ』
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〈プロンプト〉
ぬいぐるみがふわふわと浮いて移動していく。時々かたまりになって発言する。「口を慎み給え。君たちはぬいぐるみ王の前にいるのだ」ぬいぐるみ兵たちはビームみたいに大地と衝突、地上を灰に変える。おやすみなさい、人類。
023(932)
『さあさあ、願い事を言っちゃいなさい』
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〈プロンプト〉
箱の中には魔神がいて。こすると出てきて。願いを叶えてくれる。「やだっ。そんな願い事は叶えないっ」世界征服はダメ。大富豪もムリ。未来予知もイヤ。好き嫌いが激しい。どんな願いなら叶えてくれるんだよ。「恋?」そんな目をキラキラさせて言われましても。
024(923)
『波の形はあま~い関係』
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〈プロンプト〉
「あなたの二重螺旋は美しい。ぜひ僕のお姫様になって下さい」と、コピーして持って帰ってきたのが16年前。なぜ色とりどりのマーブルチョコになってしまったんだろう。「あんたが放置したからでしょ」反省した僕はチョコを波形に並べる。これは秋の道だよ。