選ばれるクラシック音楽演奏家になるためのセルフマーケティング講座第7回「③ペルソナに選ばれる理由・状況を作っていく」~エゴサーチとULSSAS(ウルサス)を理解しよう(後編)
こんばんは。名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。新しく始めた連載シリーズ「選ばれるクラシック音楽家になるためのセルフマーケティング講座」の第7回目です。前回までにこんなことを書きました。
第0回:クラシック音楽の演奏家は、数百年前の音楽を現代に伝えるインフルエンサーでありアンバサダーだと思う。
第1回:ブランディングとは?マーケティングとは?PRとは?広告とは?
第2回:ブランディングの前にマーケティングをすべき理由
第3回:セルフマーケティングを始めるための3つのステップ
第4回:①あなたの演奏はどんな価値を持つのか?
第5回:②あなたの演奏価値を欲しているのはどんな人か?」ペルソナ設定で考えてみよう。
第6回:③ペルソナに選ばれる理由・状況を作っていく」~エゴサーチとULSSAS(ウルサス)を理解しよう(前編)
そして今回第7回のテーマは、「③ペルソナに選ばれる理由・状況を作っていく~エゴサーチとULSSAS(ウルサス)を理解しよう」の後編です。ぜひ前編もお読みください。
前回記事の復習「ペルソナに選ばれる理由・状況を作っていく~エゴサーチとULSSAS(ウルサス)を理解しよう」(前編)
詳しい内容は、前回の記事を読んでいただくとして記事のポイントは下記の2点でした。
・ペルソナという人たちは、どこからあなたを知るのか?考えたことがありますか?現状把握としてのエゴサーチのススメ
・SNS時代のマーケティングフレームワーク、「ULSSAS(ウルサス)」を理解しよう。
「ULSSAS(ウルサス)」でのUGCの生み出し方
後編はこのテーマを掘り下げたいと思います。「一番重要なポイントは、最初のUGCがどうやって生まれるのかということ。」だと前回お話ししました。
まずは①あなた自身がUGCが生まれやすいアカウントを育てていくことと、②最初のUGCを拡散してくれるフォロワーさんの獲得が重要です。
「ULSSAS(ウルサス)」でのUGCの生み出し方としては、この2つのステップをどう攻略していくか。そして、たぶんこの記事を読んでくださっている方の一番の悩みでもあると思います。なので順番にご説明していきますね。
①あなた自身がUGCが生まれやすいアカウントを育てていくこと
演奏活動がメインの演奏家の方々の中には、TwitterやYoutube、note、instagramや、最近だと17LIVEやTicTokなどのSNSアカウントをお持ちの方もいると思います。
むしろ、もし演奏家としてのご自分のアカウントを1つもお持ちでないなら、それは極めて危険な状況だと言ってもいいでしょう。
なぜなら、以前の記事「第5回:②あなたの演奏価値を欲しているのはどんな人か?」ペルソナ設定で考えてみよう。」でも書きましたがペルソナとしてあなたが設定した未来のお客様はどうやってあなたのことを見つけるのか考えていただくとわかると思います。
あなたのことを知るきっかけがなければ、あなたがどんな演奏活動をしているのか知らなければ、演奏家個人としてのあなたに何かピンとくるものがなければ、演奏会やライブ配信への集客には結びつかないでしょう。
そこでSNSアカウントをお持ちの方もそうでない方も、ぜひgoogleや各種SNSでご自分のことを検索してみて下さい。これは前回の記事でご紹介した「エゴサーチ」ですね。どれだけあなたのことがネット上、SNS上で話題になっていましたか?
UGCが「ULSSAS(ウルサス)」の最初のステップだとすれば、それが生み出されるためには、UGCが生まれる卵が必要です。
例えば、あなたの演奏家としての自己紹介や、音楽を始めたきっかけや、演奏家として何を目指しているのか、過去や次回の演奏会情報、普段の練習風景や、自分が演奏する曲についてのアナリーゼetc...
これらのひとつひとつの投稿があなたという演奏家の輪郭を明確にしていきますし、同時にUGCが生まれる卵になります。これらの投稿が多ければ多いほど信頼感が深まりますし、親近感も湧いてきます。
ぜひ「UGCが生まれる卵=投稿」を数と共に、切り口を増やしてみて下さい。
②最初のUGCを拡散してくれるフォロワーさんの獲得
そして「UGCが生まれる卵=投稿」が増えてくると、自然とフォロワーの増加や、いいね!、拡散(リツイート)も増えてくると言われます。
この増加スピードは正比例ではなく、二次関数的に増えていきます。
最初のうちは、投稿しても投稿しても反応もなくフォロワーの増えるスピードも微々たるものですが、あるラインを超えるとそのスピードは増していきます。
それで大切な話ですが、投稿数が少ないうちに無理をしてフォロワーを増やそうとしないこと。そしてフォロワーなら誰でもいいのかというとそうではなく、あなたのファンになってくれそうな人がフォロワーになってくれることを目指しましょう。
ファンになってくれそうな人=あなたが描くペルソナであるのが理想です。
ペルソナ設定の重要性はここでも効いてきます。設定したペルソナ像になる人がどんな情報を望んでいるのか、どんなコンテンツを投稿すれば喜んでもらえるかを常にチェックしながら投稿を続けることを心がけてください。
ペルソナ像が望んでいた投稿は、確実に拡散される可能性が高くなります。
さいごに
いかがでしたか?「ULSSAS(ウルサス)」でのUGCの生み出し方についてご理解いただけましたでしょうか?
本日はここまで!今日の記事で何か質問があれば、名古屋クラシック音楽堂のTwitterのDMまでお気軽にお問い合わせください。皆様からの質問やリクエストに応じて、さらに深堀りした記事を今後書いていこうと思います。
また「選ばれるクラシック音楽家になるためのセルフマーケティング講座」は、最初から順番に読んでいくとあなたのマーケティング知識が少しずつ確実に獲得できるように設計されていますので、ぜひ第0回からお読みください♪
第0回:クラシック音楽の演奏家は、数百年前の音楽を現代に伝えるインフルエンサーでありアンバサダーだと思う。
第1回:ブランディングとは?マーケティングとは?PRとは?広告とは?
第2回:ブランディングの前にマーケティングをすべき理由
第3回:セルフマーケティングを始めるための3つのステップ
第4回:①あなたの演奏はどんな価値を持つのか?
第5回:②あなたの演奏価値を欲しているのはどんな人か?」ペルソナ設定で考えてみよう。
第6回:③ペルソナに選ばれる理由・状況を作っていく」~エゴサーチとULSSAS(ウルサス)を理解しよう(前編)
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