Gloomy_Weasel
5,000文字~30000文字程度の,1話完結作品集.ファンタジー・ホラー色強いです。マガジン表紙画像は、柴桜様『いろがらあそび6』作品No.44をお借りしています⇒https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=65680493
‐私には、帰るべき場所などありません。 季節の移ろいと、星たちの気配。 それだけが、私に渡りのときを教えてくれるのです‐ 北の辺境の地で暮らす少女スグリは、あるできごとをきっかけに、 はるか南の戦乱の地へと旅立つことを余儀なくされる。 異なる文化の中で戸惑い苦しみながら、 少女はやがて本当の自分の居場所を見つけ出していく。 架空の世界を舞台にした、少女の葛藤と冒険、そして成長を描く、ちょっとダークなファンタジー小説。2012年~ 脳内OPは「千の夜と千の昼 / 元ちとせ さん」、脳内EDは「翡翠(A Moon Child type) / 天野月子さん」。 マガジン表紙画像は、柴桜様『いろがらあそび6』の作品No.2をお借りしています⇒https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=65680493
お話づくりのヒントになりそうな記事リスト. 分野はチャンプルー.
好きな漫画作品のまとめです.
日々思ったことをつれづれなるままに。特に意味はない。
――季節の移ろいと、星たちの気配。それだけが、私の道しるべ―― 辺境の地に暮らす少女スグリ。ある出来事で南の戦乱の地へ旅立った少女は、異郷の地で苦しみながら、それでも前を向き進んでいく。 戦国時代の日本をイメージした世界のファンタジー長編の1話目です. よろしければ,お付き合いよろしくお願いします. 表紙画像 ©柴桜様 『いろがらあそび1/2』作品No.3 https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_
流山児★事務所の「冥王星の使者」を観ました。 天野天街お得意の映像や繰り返しを織り交ぜつつ、絶妙なバランスでまとめあげたという印象。最後の演出が、とても良かった。 一番会いたい人ってきっと一番遠くにいるんだろうなってずっと思っている。その気持ちを思い出した。 感想は気が向いたら。
昨日、赤坂レッドシアターでワンツーワークスの「線引き」を観ました. いつもと雰囲気が違う? と思ったらアフタートークで謎が解けました. ミクロな話のようで、最後にいきなりぐわっと引きになって鳥瞰を見せられ、「こういう話だったんだ」となるのは変わらず. 気が向いたら感想を書きます.
話題の「アリス イン ワンダーライト」観ました. ルイス・キャロルの2作品の語感を借景しつつ、心と意識の物語を身体の言語で表現しようとした挑戦的な作品だなという印象.気が向いたら感想書きます.
文学フリマ東京に出展します. ウェブで公開した作品から選んだ5本を一部リライトした冊子を頒布(製版済み). あとは紙冊子限定の連載長編も間に合えば…….
ご無沙汰しております。 創作活動はなかなか手をつけられていませんが、先日発表の「ふじのくに演劇祭」劇評コンクールで入選しました。 「夏越象栄」の名前で応募した評です。 今後はお話の方も再開していきたい。 https://spac.or.jp/critique/
――冷たい月花の冠を頂いて、彼女は永遠に眠り続ける―― ある日突然、二度と目覚めない眠りに就く――。 そんな奇病が蔓延した世界で生きる真波は、ある決断を迫られていた。 取るべきものは、己の責務か、それとも……。 悪夢の目覚め 夢の中で、真波は彼女と踊っていた。舞台の上、そろいの衣装を着て、互いに見つめ合いながら、互いの呼吸を読み合いながら。 頭の中は冷たく冴えわたっているのに、胸の内は熱く、今にも何かが破裂して飛び出してしまいそうなほど、様々な感情が吹き荒れていた。
――季節の移ろいと、星たちの気配。それだけが、私の道しるべ―― 辺境の地に暮らす少女スグリ。ある出来事で南の戦乱の地へ旅立った彼女は、異郷の地で戸惑い、苦しみながら、それでも前を向き進んでいく。 戦国時代の日本をイメージした世界のファンタジー長編の9話目です. よろしければ,今回もお付き合いよろしくお願いします. 表紙画像 ©柴桜様 『いろがらあそび6』作品No.8 https://www.pixiv.net/artworks/65680493 1 遠くで響くクロツグミの
――神仏を探せ、お前の神仏を―― その腕をいつまでも師匠に認めてもらえず、くすぶっている面打ちの千秋。 ある日、用事で下った村の鎮守で、見事な面と、不思議な少女に出会う。 その醜さゆえに面を付けなければ人前に出られないという少女に、割れた面の代わりのものを打つことを約束したが、思うような面はなかなかできなかった。 室町時代辺りをイメージした,ちょっと不思議なホラーテイストの創作小説です.よろしければお付き合いを. 1「これじゃだめだ」 そう言うと親方は、手にし
――私は毎日、夕方になると、ある言葉を唱えなければいけない。 でないと、「あの世」に迷いこんでしまうから―― オリジナルの短編小説です.よろしければお付き合いを. 1「近藤さん、一緒に帰ろう」 そう言われ、私はきょとんとして相手の顔を見やった。同じクラスで、一緒に体育祭実行委員をやっている男子生徒だ。ついさっきまで委員の話し合いをしていて、やっと解放されたところだった。 ――ごめん。悪いけど、急いでるの。また今度ね―― そんな言葉が喉から出かかったが、ぐっと飲み込んだ。
――世の中には「自分さえ知っていればいいこと」もあるの―― ある日、押入れの奥に見つけた文箱。 「都忘れ」の香りを閉じ込めた小さな箱の中には、 今は亡き祖母の「秘め事」が仕舞い込まれていた。 短い溜め息のような,他愛無い短編ですが、よろしければお付き合いを。 1 ――拝啓 秋立つとは申せ、残暑厳しき折から、いかがお過ごしでしょうか。―― そんな古風な書き出しで始まる祖母の手紙を見つけたのは、ちょうどその手紙と同じ八月の終わり頃のことだった。 母の実家の、二階の一
――彼女は、「裸の女王」だったんだ―― 祖母の死を知らされた私は、深夜の高速バスに乗って帰省した。 悲しいとは思わなかった。 記憶の中の彼女は私にとって、恐れの対象でしかなかったから。 短編です.よろしければお付き合いを. 1 祖母が亡くなったと報せを受けたのは、大学の講義が終わり、ちょうどバイト先に着いた瞬間のことだった。 私はそのまま出勤し、帰り掛け、バイト担当の社員であるAさんに「明日は祖母の葬儀で帰省するため休みたい」と伝えた。 「どうして先に言ってくれなかっ
かつてこの道を志していた者から言わせてもらえば,これはゆゆしき事態,だと思う. 気象庁、生物観測を大幅縮小 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66237460U0A111C2CE0000/
――どちらに転がるにしても、相応の覚悟は必要だよ―― かつて「囲われ者」でありながら、自ら望んで「宿なし」の道を選んだ一匹の猫。 今わの際に恩師がもらした一言が、過去の記憶を呼び起こす。 ヒューマンドラマというか,ニャーマンドラマ? よろしければ,お付き合いを. 1――どちらに転んでも、相応の覚悟は必要だよ―― そう言って、その年寄りはこと切れた。路上で途方に暮れていた俺に、生きる術を色々と教えてくれた、親切な奴だった。 若い頃はどこかで囲われていたらしいが、そこから
「お祭り、案内して欲しいな」 美女と評判の担任教師から言われた思いがけない一言に心をかき乱され、俺は何も言えずにその場から逃げ出した。 そして夏休み、思いがけない場所で出合った彼女に、思いを打ち明けるが……? 一筋縄ではいかない、最初の一口だけちょっと甘くて、あとはとっても苦い青春譚。 1 ――何かをしたい者は手段を見つけ、何もしたくない者は言い訳を見つける―― そんな諺がどこかの国にあったな、と思いながら、俺は熱くなった水道の蛇口の栓をひねった。流れ出る生ぬるい水が徐々