回を重ねるごとに、スッキリ感が増していく布薩。私もだいぶ慣れてきたのかも知れない。
横田南嶺さんのお話のように、人間関係がストレスの大半を占めます。
ストレスの解消には人それぞれの方法があり、五体投地を含めたこの布薩もひとつの方法だと思います。
私のストレス対策は、30歳頃から合気道に始まり、瞑想、柔拳、カンフー、カラリパヤット、空手の形などを深めた。
じっとしいる坐禅や瞑想は苦手でした。人それぞれ、何かビビッとくるものが見つかれば、ストレスとの付き合いは楽になるものです。
動作があるものは、肉体の姿勢から始めてコツコツと整えて整えて、気がついたら心が晴れているというアプローチをしています。
様々なストレス対策の知恵の中で、私が一番心ひかれて、修練してきたものは、ストレスを現場で処理してしまおうという智慧や手法です。
そこには気の概念があり、一般的ではないようです。
有名なのは、中村天風さんが広めたクンバハカ法でしょう。
その他、空手や合気道の組手も現場で処理する方法です。
相手の肚(気)の動きと調和して、臨機応変に自分の肚(気)が対応していく。
それに対して相手の肚(気)の動きに惑わされず、ドッシリと肚(気)が動かないのが静功と言われるものかなと思います。
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