見た目のコンプレックス①
NHK『10人のお坊さん』より
天台宗 露の団姫さん
天台宗 露の団姫さん
見た目を気にするということは、ある意味ではすべての人に好かれようとしている、ということ。
でも一緒に生きていく人間は、たとえばパートナーなら一人だからその一人の相手に好かれたらそれでいいんじゃないでしょうか。
あなたがあなたらしく生きるために今の姿の自分を愛してください。
感じたこと
見た目で得するのも事実ではある
世間一般で言われる「かわいい」「かっこいい」人の方がモテるのは事実です。
最終的に選ぶパートナーは一人でも、選択肢は多いに越したことはありません。
また、友人関係や仕事においても外見が良くて損することはほぼないし、むしろ有利に働くことの方が多いのも事実だと思います。
性格は一生の武器
でも「外見だけじゃない」のもまた事実。
性格で言えば、
・明るい
・穏やか
・聞き上手
・よく笑う
・ポジティブ
こんな人たちはモテますよね。
しかも恋愛対象としてだけではなく、人としてモテる。
一度結婚してしまえば、それ以降は恋愛としてのモテは不要になります。(もちろんパートナーには愛され続けたいですが…)
一方、友人は何人でも作れるし、歳を重ねても広げ続けられます
性格の魅力は、一生の武器です。
自分の武器を活かせる場所へ行く
ここで、『鬼滅の刃』の蜜璃(みつり)ちゃんについてお話。
・めっちゃ強い戦士
・地毛がピンク
・生まれつき筋力が半端ない
・めっちゃ食べる
こんな蜜璃ちゃんは、戦士になる前は「女のコらしくない」と言ってお見合いを断られます。
そこで髪を黒く染め、ご飯も我慢していると結婚したいと言ってくれる人が現れます。
本当にこれで良いのかな…
そう思った蜜璃ちゃんは結婚せず、戦士の道を選びます。
たくさんの人の命を救い「ありがとう」と言ってもらえて、自分が人より強く生まれたことに誇りを持つように。
つまりは、「自分を活かせる環境に行く」というのが大切なのだと思います。
自分が神から与えられた才能(一見些細なことで十分)を、良いと言ってくれる人、必要としてくれる場所を探す。
そこではありのままの自分で輝くことができます。
それは外見かもしれないし、性格かもしれないし、体質かもしれない。
今の自分を、無理にまわりに合わせなくても、自分らしく輝ける場所に行くことが、自分にとってもまわりにとっても幸せな道ではないでしょうか。