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べろっとべろを、東洋医学「舌診」の話

東洋医学では、舌でその人の健康を診ることができる。今まで自分の舌をよく見たこともなければ、人の舌もまじまじと見たことなんてなかったから、クラスの中で他の人の舌を見させてもらった時には、人によって色も形も違いがあるんだ、と面白かった。

舌の形や、舌苔の厚さ、色、水分の多い少ない、などから、今の状態がわかるのだとか。きっと、東洋医学診断士(というのだろうか?)は、自分の経験や知識で、患者さんが、ベロっとしている5秒くらいの間に、その判断をしていくのだろう。

とりあえずそのことを教えてもらった日から、自分の舌を診るようにしてみた。

健康な人の舌は、淡紅色。「気」と「血」が多くなればより赤くなり、少なくなればより白くなるんだって。でも、なかなか日による違いはわからない。特にひどい色の変化とかがないから、まあいっか、程度。ある日、ドヨンとむくんでいたり、舌に歯型が残るようになったり、黄色くなったり、真っ赤や真っ白になったりしていたら、どこかに駆け込もう。

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あ、そういえば、人と舌を見せ合う経験あった!

夏のお祭りのときのかき氷。いちご味、メロン味、ブルーハワイ・・・・・笑。大人になってからは色のついたかき氷は食べなくなったけど、なんだかちょっと懐かしい。2000年前の昔の東洋医学のお医者さまたちも、こんなカラフルな舌を診たらきっとパニくるだろう(笑

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もうすぐ夏。子供たちが無邪気に舌をべろっと見せあって大笑いするような、そんな夏がはやく戻ってくるといいなと思う。

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