お菓子作りは甘くない?
Eテレで今、『ブリティッシュベイクオフ2』が放送されています。
たまたま見かけて途中の3話から視聴しましたが、これが面白い!
お菓子好きにはたまらない内容でした。
あらすじ
イギリスの人気番組で、アマチュアのパティシエがお菓子を作る対決をする内容だそうです。
昔でいう、『テレビチャンピオン』みたいな感じでしょうかね。(懐かし~)
アマチュアながらいろんな経験やバックグラウンドを持つ選手が集まっていました。
お菓子作りは皆得意でありながらも、対決でのお題の難易度に各人困っているところや、失敗してしまったところとか、見ていると愛着を持ってきました。
確かに、アマチュアに対して、「2段以上のデコレーションケーキ」や「檸檬タルト」は難易度が高すぎだと思います…😅
それぞれの工程で誰かしらがハプニングを起こしていて、終始ハラハラしながら観ていますw
私が見始めたところは、キッシュを作る対決からでした。
キッシュ作り
キッシュとは、フランスの郷土料理が発祥です。
その地域の名前から「キッシュロレーヌ」とも言われています。
卵と、生クリームか牛乳で作る記事にほうれん草やベーコンの具材をいれてタルト生地に流し込み焼き上げる料理です。
お菓子というよりかは、食事に近いですね。
パイとの違いは、パイの場合は全面をパイ生地で覆って焼き上げます。
タルトとの違いは、タルトは完全なお菓子として分類されるのでキッシュはまた違うものとして扱われるそうです。
キッシュ作りは、中の液体が生焼けになってしまったり、型のタルト生地との焼き合わせが絶妙だったりとかなり難しい工程のようです。
しかも、中に入れる具材は選手それぞれで決めますが、食材との相性によって作り方も工夫しないといけないです。
見た目の美しさや食材選びの奇抜さを選ぶと形が崩れるなどのリスクが伴います。
案外、キッシュって奥深くて難しい料理なんだと思いました。
ミニタルト作り
タルト編の後半は、小さなミニタルトを2種類、計24個つくる課題でした。
普通のタルト菓子は、直径12センチ~18センチがメジャーですが、ミニタルトの場合はだいたい6センチが主流です。
小さくなった分、タルト生地が場所によって焼き上がり時に割れてしまったり、焼きムラがあったりと数が多いほど扱いが難しくなります。
1種12個、同じように作ることが非常に難しいのですよね…。
アマチュア選手権の割にはかなりの高難易度の課題です。
実際にとんでもないハプニングをした人もいました。
タルト生地が、型からはがれず、ボロボロボロとどんどん崩れていく人がいました。
見てらんなかったです…😢
でもその人は、その前の課題のキッシュ作りや檸檬タルトの課題が優秀だったので、予選落ちにはならなかったので、安心しました。
お菓子作りは超ムズイ
私は、お料理を作ることは得意なのですが、お菓子作りはてんでダメです。
お菓子作りの基本中の基本である、測ることが苦手なのです。
お菓子作りは、材料をきっちり測って、温度や湿度もちゃんとコントロールして、手で触った感触や目で見た色合い、鼻で感じた匂いなどあらゆる感性を持って作り上げることだと思っています。
実際、それ以上のこだわりや技術を駆使してお菓子を作っているパティシエはたくさんいらっしゃいます。
それくらい繊細で細やかで丁寧な作業なんでしょうね。
それをいきなり「これ作ってください」という突発的な課題でこなす出演者たちは本当にすごいと思います。
お菓子作りができない立場としては、尊敬するしかなかったです。
みなさんはお菓子作りはどうですか?
この番組、海外だからこそ面白い要素もあります。
おすすめです🍰