食べることが恐怖だった過去
中学3年生夏
新体操
「美」を重視されるスポーツ
体は細くて、綺麗であることが大前提なスポーツ
食事制限は当たり前
毎日練習前に体重計に乗り100グラムでも増えていたら体育館に入れてもらえず、減るまで外を走らせられる。それも試合が近くなると連帯責任となり団体メンバーみんなでひたすら走る。
痩せても痩せても醜い体ねと言われる。
ご飯を食べれば体重が増える
増えたら練習ができない
みんなに迷惑がかかる
怒られる
その恐怖に毎日毎日襲われ
食べる=怖い
という思考になってしまいました
それから私は試合が終わるまでまともな食べ物を口にしなくなりました
給食は野球部の友達に全部あげて
サラダがある時だけ食べる
ゼロカロリーのゼリーを1日一個
そして平日3時間みっちり練習
土日は9時間の練習
水を飲むことも最小限にされ
もちろんお昼ご飯の時間なんてありません
どんどん頭も心もおかしくなっていきました
悲しくないのに涙が止まらない
食べ物を見ると恐怖で吐き気がする
練習が休みの日は真夏なのに長袖長ズボンで走りに行く
帰ってきたら2時間の半身浴
その当時 164㎝40kg体脂肪10%
元々ぽっちゃりよりの体型だったため周りの人からとても心配されるぐらいの痩せ方で後輩のお母さんからフルーツグラノーラを頂いたりすることもありました。
「もうちゃんと食べていいの」
「これ以上痩せなくていいのよ」
と何人のお母さん方に言われたことか、、、。
そう言われるたびに泣いて、泣いて、、、
自分でもわかっているんです
食べないといけないこと
でもいざ食べ物を目の前にすると怖くて仕方がなかった
体重計に乗ることも、数字を見ることも怖い毎日
母も色々考えてくれて、必死にサポートをしてくれました
病院にも連れて行ってくれました。
摂食障害
それでも私は新体操がしたい
中学生最後の試合に出られないことの方が辛いから試合終わるまで頑張らせてほしいと母にお願いしました。病院の先生もわかってくれました。
いろんな問題を抱えながらですが最後の試合に出場できました
結果、県大会優勝
本当に本当に嬉しかったです
努力は報われる。
ボロボロになってでも頑張ってよかったとそう思いました。
そして、新体操引退。
引退してから、、、。
この続きは明日書きます!
今は毎日しっかり食べて運動して健康的な毎日を送っています!
今に至るまでまたもう一つのストーリーがあります
痩せているからいい、認められるということは全くありません
今の自分自身を愛してあげてください
周りの意見は周りの意見でしかありません